ます。 振り飛車党が、たまに指されて困るのが、角交換から、5手目に▲4五角と打つ 角成りを防ぐ為に、普通は金・銀を上げるのですが、そう指せば振り飛車にしにくくなってしまいます。振り飛車党は、この筋違い角の対策を知らないと、自分の将棋が指せず、面白くない勝負になってしまうでしょう。 取り上げられ、トップ棋士が、見解を述べています。 この筋違い角に対する評価は厳しく その藤井九段が、対策としてあげたのが、2図のように6二銀・3二金と普通に指した後、6四歩〜6三銀〜5四銀とては、飛車を振って戦う場合もあるとしています。 1 図 2 図(基本図) この形に組めば、プロレベルでは既に後手指しやすいようで、しょう。 鈴木八段は、この将棋が羽生名人との初手合いでしたが、振り飛車ではなく、なんと筋違い角を指したのです。 3 図 4 図 当時、筋違い角には、 しかし、 この将棋のすごいところは、なんと 金1枚しかいない8筋に王を動かすのは、かえって危険と判断されたからでしょうが、素人には真似しにくい指し方かもしれません。 5 図 6 図 7 図 8 図 羽生名人が快勝してから、他の棋士も 羽生流が登場するまでは、筋違い角で12勝10敗と勝ち越していました。しかし、4五歩の位を取られる形が登場してから、その形では、2勝9敗とやられています。(2ch棋譜集調べ) 藤井九段が、先手勝率イメージが1割というのも大袈裟な数字でないことがわかります。 基本図以降、他の指し方を見てみましょう。 ました。(9図・10図) 9 図 10 図 (11図) 先手は、かと思います。 11 図 最近の3五歩と玉頭の攻めを見せましたが、△8七角の好手で後手が勝っています。(13図) 12 図 13 図 以上、筋違い角対策を見ていただきましたが、やはり筋違い角は、にして、柔軟に指せば恐くないと思います。 開始日時:2000/02/23*棋戦詳細:第13期竜王戦1組ランキング戦2回戦 ( この記事はパート2です。前回を読んでいない人は、まずはそちらから読むのがおすすめです。 前回まで(おさらい) 筋違い角を打たれた局面で 5四歩と突くのがこの対策の第一歩でした。 5四同角 5二金左 4五角 3三銀 6六歩 5三金 前回は先手が5四のほうの歩を取ってくる展開を見ていきました。 筋違い角対策 . 振り飛車党が、たまに指されて困るのが、角交換から、5手目に 4五角と打ついきなりの 筋違い角です。(1図) 角成りを防ぐ為に、普通は金・銀を上げるのですが、そう指せば振り飛車にしにくくなってしまい. 執筆者: comment サイト内を検索アクセスランキングアーカイブカテゴリーキーワードTwitterSponsored link 筋違い角を打たれた局面から振り飛車に持っていく指し方を紹介していきます。 まえがきと注意 記事は4パート+番外編の全5回を予定しています。 ただし、注意書きがあります。 この対策は検証不十分です。プロトタイプと言ってもいいです。 a図 筋違い角対策の例 ... 同書では特に藤井猛は相手の振り飛車対策で後手をもって先手に6局ほどやられているとして、以前は対策に困っていたが、現在では大丈夫であるため先手の勝率は1割だとしている。 将棋のルールから初段まで 今回は石田流の対策として「角交換四間相振り飛車」を解説していきます。 なお相振り飛車は指し手が多く、定跡になっていない変化が非常に多いです。なのでこの記事では細かい変化には触れず、序盤の駒組みにおける角交換四間飛車でのおおまかな狙い筋を紹介していこうと思います。 筋違い角を打たれた局面から振り飛車に持っていく指し方を紹介していきます。記事は4パート+番外編の全5回を予定しています。ただし、注意書きがあります。この対策はソフト検討に頼った研究のうえ検討にかけた時間が短く、また、実戦でのトライ&エラーもおこなっていません。よって、そのことを念頭に、参考にするだけとか改良して使うとかの読み方をするのがおすすめです。筋違い角に対して無理やり振り飛車にする指し方は、実は従来からありました。それがこの△6二飛です。こうすれば確かに振り飛車にできるのですが、さすがに無理があるとされています(と思います)。この記事では、この従来の指し方よりも無理が少ない指し方を紹介します。それがこの△5四歩です。先手はどちらかの歩を取ってきますが、両方の場合で、後手は振り飛車にすることができます。その指し方が従来のものより無理が少ないのかどうかは、各自が判断してほしいと思います。まずは5四の歩を取ってきた場合から。4三と6三の歩を守る必要がありますが、自然な△5二金右では居飛車になってしまいます。よって、不自然なようでも金左とします。筋違い角戦法は、一歩取った後の角の使い方にいろいろなバリエーションがあるのですが、筆者が不勉強なため、先手側は一つの指し方に絞って検討しました。▲4五角と元の位置に戻って、角を左に引く指し方です。(5六や6七に引く)。不自然極まりない姿の後手陣でしたが、△5三金とすれば飛車を振れるようになります。どの筋に振ることもできますが、今回は四間飛車にしてみます。ここが分岐点です。▲4八銀で先手は居飛車だとわかりました。ここでは先手が向かい飛車にしてくる可能性もあるところでした。この相振り飛車は別のパートで紹介します。後手は飛車先の歩を伸ばしていきました。△4四歩のタイミングはいろいろありそうですが、先手の居飛車が確定した今が一つのタイミングのようです。この歩は筋違い角の働きを抑える大きな位でもありますね。お互いに玉を囲います。今回は、後手は玉の移動より盛り上がる手を優先しました。先手の位取りを嫌った意味だと思いますが、このあたりの指し手は前後しても大丈夫だと思います。後手玉が美濃囲いに入城しました。まだまだ駒組みが続きそうですが、ある意味一段落とも言えるでしょうか。このような感じで、△5四歩に先手が▲同角を選び、その後居飛車対振り飛車の対抗形になった場合は、後手は問題なく振り飛車にできます。ここからは一例です。後手は高美濃を、先手は矢倉を完成させました。いつでも△4六歩と突く手はあるのですが、本譜のそれを保留した進行は、4五の歩は位と見て盤上に残しておくということだと思います。むしろ、後手は6筋の歩をぶつけたいところかもしれません。先手は▲5六歩~▲5七銀としましたが、△6五歩の仕掛けが生じました。▲同歩は△同桂が両取りなので、先手はこの歩を取れません。これは後手が有望だと思います。ここまでで、今回の手順は終わりです。もちろん、先手はこうは指してこないだろうと思います。あくまでこの手順は一例だ、と。なので、こんな要領で指すのか、という感じで参考にしてくれればいいなと思います。変化の一例をある程度先のほうまで書きました。ので、ここで筆を置くことにします。この先の変化は作っていないので、書きようがないという事情もあります(笑)記事の手順では、相手の手が最善ではないところもあるかもしれません。もっと良い(手強い)手を見つけた人は、その手に対する指し方も研究してくれればと思います。次は先手が▲5四同角と取った後、振り飛車にしてきた場合を書く予定です。→書きました。 筋違い角を打たれた局面から振り飛車に持っていく指し方を紹介していきます。記事は4パート+番外編の全5回を予定しています。ただし、注意書きがあります。この対策はソフト検討に頼った研究のうえ検討にかけた時間が短く、また、実戦でのトライ&エラーもおこなっていません。よって、そのことを念頭に、参考にするだけとか改良して使うとかの読み方をするのがおすすめです。筋違い角に対して無理やり振り飛車にする指し方は、実は従来からありました。それがこの△6二飛です。こうすれば確かに振り飛車にできるのですが、さすがに無理があるとされています(と思います)。この記事では、この従来の指し方よりも無理が少ない指し方を紹介します。それがこの△5四歩です。先手はどちらかの歩を取ってきますが、両方の場合で、後手は振り飛車にすることができます。その指し方が従来のものより無理が少ないのかどうかは、各自が判断してほしいと思います。まずは5四の歩を取ってきた場合から。4三と6三の歩を守る必要がありますが、自然な△5二金右では居飛車になってしまいます。よって、不自然なようでも金左とします。筋違い角戦法は、一歩取った後の角の使い方にいろいろなバリエーションがあるのですが、筆者が不勉強なため、先手側は一つの指し方に絞って検討しました。▲4五角と元の位置に戻って、角を左に引く指し方です。(5六や6七に引く)。不自然極まりない姿の後手陣でしたが、△5三金とすれば飛車を振れるようになります。どの筋に振ることもできますが、今回は四間飛車にしてみます。ここが分岐点です。▲4八銀で先手は居飛車だとわかりました。ここでは先手が向かい飛車にしてくる可能性もあるところでした。この相振り飛車は別のパートで紹介します。後手は飛車先の歩を伸ばしていきました。△4四歩のタイミングはいろいろありそうですが、先手の居飛車が確定した今が一つのタイミングのようです。この歩は筋違い角の働きを抑える大きな位でもありますね。お互いに玉を囲います。今回は、後手は玉の移動より盛り上がる手を優先しました。先手の位取りを嫌った意味だと思いますが、このあたりの指し手は前後しても大丈夫だと思います。後手玉が美濃囲いに入城しました。まだまだ駒組みが続きそうですが、ある意味一段落とも言えるでしょうか。このような感じで、△5四歩に先手が▲同角を選び、その後居飛車対振り飛車の対抗形になった場合は、後手は問題なく振り飛車にできます。ここからは一例です。後手は高美濃を、先手は矢倉を完成させました。いつでも△4六歩と突く手はあるのですが、本譜のそれを保留した進行は、4五の歩は位と見て盤上に残しておくということだと思います。むしろ、後手は6筋の歩をぶつけたいところかもしれません。先手は▲5六歩~▲5七銀としましたが、△6五歩の仕掛けが生じました。▲同歩は△同桂が両取りなので、先手はこの歩を取れません。これは後手が有望だと思います。ここまでで、今回の手順は終わりです。もちろん、先手はこうは指してこないだろうと思います。あくまでこの手順は一例だ、と。なので、こんな要領で指すのか、という感じで参考にしてくれればいいなと思います。変化の一例をある程度先のほうまで書きました。ので、ここで筆を置くことにします。この先の変化は作っていないので、書きようがないという事情もあります(笑)記事の手順では、相手の手が最善ではないところもあるかもしれません。もっと良い(手強い)手を見つけた人は、その手に対する指し方も研究してくれればと思います。次は先手が▲5四同角と取った後、振り飛車にしてきた場合を書く予定です。→書きました。 YouTubeの動画で学ぶ、筋違い角; 筋違い角の基本図; 対策①:位取りで角を封じる 6二銀で馬作りを防ぐ; 腰掛け銀にして4筋の位を取る; 矢倉囲いに組んでここからの将棋; 対策②:無理やり振り飛車に. 今回は、筋違い角戦法に対する対策を解説していきます。ContentsKindle Unlimitedに登録すれば今なら30日間無料で棋書が読み放題!気になる棋書をチェック! 【図1-1 筋違い角の基本図】図1-1は、筋違い角戦法の基本図です。先手は3手目に角交換した後いきなり▲4五角と打ってきました。次に▲6三角成とされては後手が不利になってしまうので6三の地点を守りたいところなのですが、そこで▲3四角と歩を取るのが先手の狙いです。 【図2-1 △6二銀と上がるのがポイント】図1-1からは△6二銀として角成りを防いでいくのがポイントです。また▲3四角と歩を取られた後は、△3二金として▲4三角成の手を防いでおくのを忘れないようにしましょう。 【図2-2 まずは腰掛け銀に構える】 まずは【図2-3 4筋の位を取る】図2-2からは【図2-4 矢倉囲いに組んでここからの勝負】後手は矢倉囲いに組んでここからの将棋になります。後手は角を手持ちにしている分指しやすい展開でしょう。 【図3-1 無理やり四間飛車に組む】筋違い角に対して無理やり四間飛車に組んでいく手順を紹介していきます。本来は筋違い角に対して振り飛車で戦うのはあまりいい形ではありませんが、振り飛車党の方にとっては慣れない居飛車で対策するよりも指しやすいでしょう。【図3-2 △8二銀とする】図3-1から【図3-3 やはり4筋の位取り】図3-2からはやはり4筋の位を取って相手の角を狭くしておきます。筋違い角に対する4筋の位取りは好手になることが多いです。【図3-4 相手が居飛車なら美濃囲いに】図3-3から、相手がもし居飛車で駒組みをして来たら、8二の銀が悪形となってしまいます。そのため手損ですが△7一銀としてから美濃囲いに組み替えていきます。【図3-5 美濃囲いが完成】後手は美濃囲いを完成させ、スタンダードな四間飛車に近い駒組みになってきました。【図3-6 桂馬で4筋の位を守る】後手はさらに飛車を浮き飛車に構え、△3三桂と跳ねて4筋の位を桂馬で守る形にするのが指しやすいでしょう。ここからは石田流に組み替えるような手を狙っていきます。 【図4-1 相筋違い角で力戦模様に】図1-1からはこちらも筋違い角にする指し方があります。この形は力戦模様になっていくので、力戦が得意な方にはオススメの指し方です。なお図1-1からはまず△5二金右としておくのがポイントで、図4-1のあと▲4角成とされる手を防いでいます。 Kindle Unlimitedに登録すれば今なら30日間無料で棋書が読み放題!気になる棋書をチェック! 図1-2 に戻り、相手からの別の指し手を見ていきます。 ここでは 6五角と筋違いに角を打つ のが急所で、次に 8三角成と 4三角成の2つの狙いがあります。 一見するとここで振り飛車が劣勢にも見えますが、切り返しがあります。 角道が向かいあった瞬間に、先手から角交換してくるのが、筋違い角の常套手段です。 先手が 7六歩、後手が 3四歩と角が向かい限りはこの変化は避けることができません。振り飛車党の皆さんにとってははじめの大きなハードルと言えますね。