スターウォーズ 5 6 間
スター・ウォーズ本編映画9作品の公開順序は時系列ではないので初心者は鑑賞順序に若干注意が必要。 当記事ではスター・ウォーズ好きの管理人が、スター・ウォーズのおすすめ鑑賞順序について書く。映画以外の関連作品も含めて説明したい。 『スターウォーズ エピソード6』は、1983年5月25日にアメリカで公開。 1983年7月2日に日本で公開されました。 エピソード1~9のうち、公開順は3番目で、ストーリーの時系列順だと6番目です。 11,796チャック・ウェンディグ著の小説『Aftermath: Empire's End』のストーリーそのものを解説するものではありませんが、その性質上『Empire's End』の1つ前の話となる第二部『Aftermath:Life Debt』に関する記事「帝国を自分自身の無限の力の源として活用しようとしていたパルパティーン皇帝。彼はどうやら『ジェダイの帰還』での反乱軍とルーク・スカイウォーカーによる「エンドアの戦い」の行動には大きな意味がありましたが、銀河帝国の分解の早さにはパルパティーン自身の計画も影響を与えていたわけです。またパルパティーンは、この銀河を去り、他の銀河へと向かうための計画もしていたようですが、この計画が完成したのは皇帝の死後。しかし皇帝のスーパー・スター・デストロイヤーは最終的にその別銀河に赴き、どうやらそこがファースト・オーダーの多くを生み出した場所のようです。この皇帝の計画を知ったうえで『ジェダイの帰還』を見直すと面白いかもしれませんね。パルパティーンの秘密計画の1つには『フォースの覚醒』に登場したレイの育った惑星、ジャクーが含まれていました。実はジャクーはパルパティーンが「観測所」(Observatory)を作った惑星のうちの1つ。この観測所には皇帝が必要と考えた、シスのアーティファクト、武器、牢獄などがどっさり貯蔵されていました。また、その全てに皇帝の旗艦のレプリカと、皇帝の顔が照射されており、皇帝のように振る舞うようプログラムされたセンチネル・ロボットもいたようです。ジャクーに建造された観測所はパルパティーンによる「私が死んだ時のため」の計画に含まれていたものでした。それぞれの観測所は、それ自体で惑星をまるごと破壊してしまうことも可能でしたが、ジャクーはかろうじてその運命を逃れたのです。ジャクーはまた、ガリウス・ラックスの故郷でもあります。孤児であったラックスは、ジャクーの宗教団に面倒を見てもらい、「宗教のために隠遁者生活をおくる者」(Anchorite)となるための誓いをたてています。子どもたちは他の隠遁者たちとともに育てられるのですが、彼らの期待は過酷なものでした。ある時点ではノラ・ウェクスリーがジャクーの労働奉仕キャンプに登場しています。ノラの持つレーションは、『フォースの覚醒』でレイが食べているものと全く同じよう(「風船のように膨らむパン」)。ノラとレイが同じものを食べているというのは興味深くもありますが、このレーションは帝国軍と反乱者が戦っていた時期に使われていたものでありそんなに不思議なことでもありません。『フォースの覚醒』ではスター・デストロイヤーの残骸なども見ることができ、いまだ残骸漁りが行なわれていたジャクーですが、これも「ジャクーの戦い」の壮絶さを知れば不思議ではありません。『Empire's End』ではその戦いの様子も知ることができるのですが、戦闘中にはウェッジ・アンティリーズがティアフォン基地を拠点とするスターファイター中隊「『フォースの覚醒』に登場しグレッグ・グランバーグが演じたテミン・”スナップ”・ウェクスリーも「ジャクーの戦い」に参加しています。前述のノラ・ウェクスリーの息子であるスナップは、「ジャクーの戦い」でウェッジのファントム中隊の一員として飛び、ジャクーに墜落します。その後スナップは『フォースの覚醒』でみたような無精髭を生やし、この時点ではほぼ義理の父親みたいな存在となったウェッジ・アンティリーズの指導の元、共に惑星ホズニアン・プライムにある新共和国のフライト・アカデミーへと向かいます。ホズニアン・プライムは『フォースの覚醒』でスターキラー・ベースに破壊されてしまいます。その時にウェッジがホズニアン・プライムにいたかどうかは不明です。まだ生きているといいですが…。銀河で二大勢力が互いに戦うという構図は犯罪組織にとっては好ましいことだったよう。あまりにも美味い状況なために、戦争のお陰で宇宙海賊たちは帝国軍の軍用装備品にも手を付けることができるようになりました。『Empire's End』には、『Life Debt』に登場した「無法空間を支配する宇宙海賊」としての自らの権力を強固にしようとするエレオディー・マラカヴァニャ(Eleodie Maracavanya)が再登場。本書では、マラカヴァニャが自分の宇宙船団にジャクーから逃げる帝国の船を攻撃するよう指令、この「後始末」にかかった費用を新共和国に請求すると宣言しています。さまざまな場所を拠点とし、全く異なる勢力が多く登場するスター・ウォーズ・ユニバースにあって、これらの犯罪組織はちょっとした例に過ぎません。1つのインタールードでは、クローン大戦時に分離主義勢力と共和国がぶつかりあった惑星クリストフシス(TVアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』で登場)へと向かおうとする巡礼団を描いています。クリストフシスには多くのクリスタルが存在し、どうやらフォース感受性のある我々の魂の中の真理それは何も真実ではないということ。人生への問いそれは、それを知った後どうするか?重荷は我々に苦行を与え、切り開く。フォースが我々すべてを結ぶある視点から。面白いことにこの最後の部分お前の父はフォースの暗黒面に誘惑されたのだ。アナキン・スカイウォーカーであることを辞め、ダース・ベイダーと成った。それが起きたときお前の父であった良き人間は破壊された。見方によれば、私の言ったことは真実なのだよ。(So what I told you was true, from a certain point of view.)つまり嘘をついたことに対するオビ=ワンの抗弁は「ホイルス銀河史」の内容そのままの受け答えなわけですね。フォースの教会は、フォースのライトサイドを信奉していますが、カイロ・レンもそのメンバーである彼らの指導者のひとりはユーペ・タシュー(Yupe Tashu)です。タシューは生前のパルパティーン皇帝に助言を与える役割を持ち、またラックスを助ける人物でした。タシュー本人にはフォースは使えないものの、彼はダークサイドの力にどっぷり浸かっていました。タシューは、「ジャクーの戦い」で帝国が負け、帝国の主となる評議員マス・アメダ(Mas Amedda)は自らを投獄しようというラックスの策略から逃げ延び、新共和国に連絡、帝国を代表して降伏し、戦争が集結します。そしてこのベン・ソロの誕生の重要性は、銀河中にさまざまな噂を招くほどでした。ルーク・スカイウォーカーはその場に居たとか居なかったとか、難産だったとかそうでなかったとか、生まれたときには髪が生えそろっていたとかいないとか、多くの噂が流れました。その中のひとつは、ベンはレイアは彼を身籠っていたときに「彼は人間の形というよりかは、脈打つ、生きた光の帯だった。時には暗くなるその光は、時おり暗黒の脈へと突き出すこともあった」と語っていました。さらに、あからさまな伏線のようにも感じられますが、どうやらルークはレイアに、誰もが皆、光と闇を混えるものだと語ってもいたようです。『ジェダイの帰還』と『フォースの覚醒』の間をつなぐ正史小説『Aftermath』シリーズでは、なぜレイアが新共和国と共にファースト・オーダーと戦うのではなく、実務を政治が上回ってしまう新共和国を描いた別の例も見てみましょう。『Life in Debt』で起きたキャッシークの解放で活躍した人々は表彰されるとともに仕事を失いました。表彰は解放行動が成功し、PRの面でよく見えるため。一方で干されてしまったのは、これが認可された作戦ではなかったからです。その結果、ウェッジ・アンティリーズのような人々が(2つのデス・スター攻撃に参加し生き延びた唯一のパイロットである彼でさえも、と言ったほうがいいかもしれません)、パイロットとしての仕事を与えられなくなってしまいました。同時に帝国亡き後、大きくなったのは新共和国だけではありませんでした。新分離主義連合(The New Separatist Union)、企業星系連合(the Confederacy of Corporate Systems)、統治緯度(Sovereign Latitudes、この名前は宇宙海賊たちの自治団体)などが、空いた地位を占めようとしていると、モン・モスマは言っています。『フォースの覚醒』でドーナル・グリーソン演じるカイロ・レン:お前の兵士たちはどれだけ優秀かな、将軍?ハックス将軍:私の手法を疑わせはしない。カイロ・レン:彼らは大逆には長けているようだが。スノーク最高司令官はクローン兵を使うことを考えるべきかもしれんな。ハックス将軍:私の兵士たちは並外れた訓練を受けている。生まれたときからプログラムされている。一番重要なことは、アーミテージ・ハックス将軍とその若き優秀で忠実な兵士たち、アーミテージの父親、そしていくらかの将校たちは皇帝に「忠実」であるとみなされ、パルパティーンの指示で行なわれた計算をもとに別の銀河へと旅立ったということ。これがファースト・オーダーの力の基盤となったのは確かです。本書ではキャッシーク解放後、チューバッカはランパワローと再会を果たします。つまりあの悲惨な黒歴史から、少なくとも一部は正史に組み込まれたということ。それをどう感じればいいのかは皆さんのご自由に。他にもtop image: Cover of Aftermath: Empire’s End, Del ReyKatharine Trendacosta - Gizmodo io9[5,976,2579,14213,85135,99620,7345,976,25765,90832,22743,8135,976,25777,10283,608282,801168,928FOLLOW USCopyright © mediagene Inc. All Rights Reserved.