日立 社風 古い

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口コミ(712件) 日立製作所(以下、日立)は総合電気メーカーのリーディングカンパニーとして、IT技術を核に、エネルギー、産業機器、社会インフラ設備、医療機器など幅広い分野で事業を展開し、製造業界を牽引する日本最大のコングロマリット企業*です。 目次一般に公開されている情報として、2020年の四季報によると日立の平均年収は894万円となっています。また、平均年齢は41歳です。30歳半ばまでは給与水準が低く抑えられるため、総合職に限ったとしても、筆者の所感としては少し過大な数字のように思います。日立の階級は細かく等級で区分されています。概ね2,3年ごとに昇格していきますが、節目の役職につくとき以外は給与に大きな変化はありません。 役職の呼称は変更されることもありますが、私が在籍していた2016年頃の総合職は、大きく研修員、企画員、主任、主任技師、主席技師に分けられました。主任技師の中から課長が、主席技師の中から部長が各部署で1人ずつ配置されます。課長、部長の任期はそれぞれ2~4年が一般的で、短期間でローテーションされます。課長、部長は他の相当職よりも若干だけ給与が高く設定されていますが、主任技師、主席技師とはほとんど差がありません。(ただ決裁関係の事務仕事が膨大に増えます。)ボーナスは年に2回支給されます。その年の会社業績によりますが、年間の総額はだいたい基本給の4ヶ月~6ヶ月分の中で推移しています。事業部毎の業績がボーナスへ反映されるため、事業部が違えば同期でも50万円以上も支給額に差が出ることがあります。(入社時の採用は事業部単位で実施され、自身の希望するところへ配属されます。後々、年収に大きく関わってくるので、入社を考えている人は勢いのある事業部か、伸び悩んでいる事業部かを慎重に見極めた方が良いでしょう。)事業部が年間の業績で赤字を出すような場合は、管理職(課長クラス以上)のボーナスは全額カットされることもあります。そのようなケースは少なくないですが、こればかりはその時々の景気にも大きく影響されるため、割り切るほかありません。査定は年2回あり、6月、12月のボーナスが支給されるタイミングに合わせて、所属部の部長または課長と人事面談を行います。基本的には5段階評価を行うことが多いですが、よほどのことがない限り、3または4の評価がつきます。私の周りで2や5の評価が付いた人はほとんど聞いたことがなく、査定とは言っても、かなり形式的な意味合いが強いです。  昔ながらの古い体質・社風が根付いており、基本的には年功序列で課長または課長相当職まで機械的に昇進することになります。年2回の人事評価は所属部門の部長、課長との面談によって行われますが、個人評価に大きな差は出ず、給与へ反映されることもほとんどありません。役職(主任)に就くまではほとんど横並びの評価となることが大半です。頑張ったからといって特別に高い人事評価となる訳でもないので、能力の高い人にとってはモチベーションを高く保つことが難しいでしょう。ただ、普通にしていれば順調に昇進していくため、社内に出世争いの雰囲気はなく、安定志向の人には落ち着いて仕事ができる評価制度と言えるでしょう。30代半ばの主任になるタイミングで、昇進のスピードに多少の差が出始めますが、評価する上司との相性や、ポストが空くタイミングに大きく左右されるため、仕事の評価よりも運の要素が大きいように思います。大規模なインフラ設備を対象とする製造業であるため、仕事は社内・社外ともにかなり多くの人と関わり合いながら業務を進めます。仕事内容にもよりますが、1つのプロジェクトで数十人~100人程度の関係者と接しながら日々仕事をすることになります。そのため、色々な性格の人がいる中で、万人から仕事・人柄の評価を得られる人は昇進が比較的早いことが多いです。逆に言えば、そこまで特別な評価が得られない限りは前述の通り横並びの昇進スピードとなります。概してリーダーシップがあり、人当たりが良い人は上司の評価も高くなります。その他、最近では課長相当職への昇進条件として、TOEIC 650点以上や、事業部によっては国家試験などの専門的な資格取得が設けられていることが増えてきており、最低限の学力や資格取得が必要となるケースが増えてきています。特に技術系では海外と関わる仕事が増えているため、国内事業に携わっていても、出世したい場合には簡単なビジネスレベルの英語は必須だと考えておいた方がよいでしょう。 若手のうちは年収が低く抑えられ、入社から主任に就く10数年程は大きな昇給は見込めないでしょう。四季報などで一般に公開されている年収は、管理職が余るほど多いこと、残業が多いことから高い水準のように表れていますが、特に若い間はその数字にギャップを感じることになります。残業時間については、全社的に厳しく制限する取り組みが進められているものの、未だに「残業を多くしている人=努力している人」という文化が残っているところがあります。基本的には残業した分の給料はきっちり支払われますが、多忙さから会社を辞める若手は例年一定の割合で存在します。  技術系社員が圧倒的多数なので、技術系に焦点を当てると、とりわけ個人評価ポイントは次のような点が挙げられます。 基本的には真面目な技術屋の集まりなので、知識・経験に優れていて、責任感のある人が好まれます(目立ちたがり屋はあまり好かれないかも知れません)。昔ながらの縦社会ですので、上司に気に入られる性格もポイントになってきます。とは言ってもそこまで媚びたりする必要はなく、普通に良好な関係を築けていれば、さほど意識する必要はありません。 総合メーカーとして伝統的に「技術力」に誇りを持っている会社のため、製品の技術や知識をもった人は評価されます。また、事業を取り巻く環境の変化が激しい昨今では、状況を的確に判断し、柔軟に環境の変化に対応するハイレベルな問題解決能力も要求されています。 日立ではいずれの事業部に配属されても、給与水準・個人評価基準にそれほど大きな違いはありません。入社後の10数年間は、①残業時間、②事業部の業績(ボーナス) の2つの要因以外では、給料に差がでることはほとんどありません。 日立製作所の年収・ボーナスについて理解は深まりましたか?志望企業へ転職するには、転職成功者が転職活動を始めてから入社までに応募した企業の数は、このようなデータから、  ビズリーチ公式サイト: キャリトレ公式サイト: リクナビNEXT公式サイト:        RELATED ARTICLESPOPULAR2020.01.292020.06.262019.09.022019.09.172020.06.222019.01.072020.01.292020.01.292019.09.252019.09.08PICK UP2019.10.302019.10.282019.10.262019.09.092019.09.022019.09.022019.09.022019.09.02CAREER CHANGE WEB SITE - picks -(c) 2019 転職picks.カテゴリ別で選ぶCATEGORY最新記事NEWS人気記事POPULAR会社概要COMPANY