いぬ や しき はな子 機械
『いぬやしき』は、奥浩哉による日本の漫画。講談社の漫画雑誌『イブニング』にて、2014年4号(2014年 1月28日発売)から2017年16号まで連載された。 宇宙人の手によって機械の身体となった初老の男性と高校生の活躍や苦悩、救済される人々や殺害される人々を描く。 犬屋敷と同じく機械の身体となったことを自覚した獅子神は、イジメを受け引きこもりとなっていた幼馴染・安堂直行に自らの能力を披露し、再び登校するよう説得する。獅子神は母親や親友には有用に能力を使う一方で、生を実感するために民家に押し入っては無差別殺人を繰り返していた。獅子神の犯行に気づいた安堂は、犬屋敷と出会い共に獅子神を止めようと行動を起こす。やがて獅子神の犯行が世間に明るみに出て逃亡の身となると、彼に想いを寄せ無実を信じるクラスメイトの渡辺しおんに匿われる。しおんに説得され、能力を人助けに使い始める獅子神だったが、特殊部隊の突入でしおんと彼女の祖母が銃撃されたのをきっかけに、日本に対して殺戮を行なうと宣言する。 ある日突然機械の体を手に入れてしまったサラリーマンの中年男性。温厚だが正義感の強い性格で、人を救うために力を行使する際にのみ、「生きている実感」を得ることができる。彼の葛藤や苦悩が、物語の始まりであり軸の一つでもある。 『全85話で、2015年4月22日発売の『2017年にアニメ化され10月から12月まで全11話が放送され、2018年4月には実写映画化され劇場公開された。 作者は奥浩哉。「イブニング」(講談社)にて2014年から2017年にかけて掲載された。また、1度だけだが、「イブニング」と同じ版元の漫画雑誌「週刊少年マガジン」にも掲載されたことがある。ひょんな事から機械の体を得てしまった定年間際の、しかも実年齢の割に相当に老けており、70代以上の老人にしか見えない、しがない男・犬屋敷壱郎の悲哀を描く。さらに、その中年男同様、これまた機械の体を得た少年・獅子神皓が物語に絡み、両者は壮絶な戦いを繰り広げていくことになる。2017年秋ア … 現代の日本。老人のような外見の冴えないサラリーマン・日常における肉体との相違から、身体が機械となり本当の自分は死んだことを自覚した犬屋敷は、人でもなく犬屋敷壱郎でもない自分の存在意義を問い始める。そんな折、少年達からリンチされているホームレスを助けて感謝されたことをきっかけとして、人助けに存在意義を見出すようになる。さらに生物の命を助けることもできることに気付いた犬屋敷は、現代医療では助からない重病人の治癒も始め、ますますその能力を他人のために使おうと考える。 *が表示されたものは実写映画では未使用。 事故により破壊された犬屋敷と獅子神を復元するために異星人が流用した機械兵器。素材や原理については不明だが、エネルギー源は2017年10月より12月まで第36回 家族団欒の日々を送る犬屋敷であったが、以前から危惧されていた巨大隕石が地球に衝突する危機を伝えるニュースが流れる。自身の能力で出来ることはないかと諦めきれない犬屋敷は、引き留める家族や安堂を諭し、一人で隕石の破壊へ向かう。犬屋敷は能力を使って様々な手段を試すが、隕石は破壊することも軌道を変えることもできない。そこへ獅子神が現れ、自分にも死んでほしくない人間がいることを打ち明け、巨大隕石を破壊できる方法を提案する。自爆能力によって巨大隕石は破壊され地球の危機は免れた。混乱は収まり平穏になった地球で、人々は再びそれぞれの日常を生き続ける。 大量虐殺を始めた獅子神と、それを止めるべく奔走する犬屋敷との戦いが始まる。都内上空で激しい攻防が繰り広げられ、やがて獅子神のエネルギー切れの隙を突いて犬屋敷が勝利する。引き続き犬屋敷は事故に巻き込まれていた娘・麻理の救出へ向かい、さらに大勢の人々を救出する。犬屋敷の姿はテレビやインターネットで公開され日本中に知れ渡る。翌朝、自宅に帰った犬屋敷は機械の身体であることを家族に明かした。本当の自分は死んで、ここにいる自分は偽物かもしれないと告げ、家から去ろうとする犬屋敷だったが、妻・万理江や麻理が受け入れてくれたことで涙ながらに喜ぶ。当初は困惑していた息子・剛史も後に受け入れ和解し、犬屋敷は大切な家族として扱われるようになった幸せな生活を過ごす。一方、獅子神は後頭部と両腕を失った状態で安堂の前に姿を現す。獅子神は再会の理由を説明するが安堂に全く信用してもらえず、安堂との友情が無くなったことを実感する。また、しおんに会うこともできず孤独となる。 ①家族から疎んじられる父・犬屋敷は末期がんを告げられる。ある夜、地球外生命体の事故に巻き込まれて犬屋敷は機械の身体に。居合わせた青年・獅子神も同様に機械の身体になる。犬屋敷は命を救うことに生きがいを感じるが、獅子神は怒りを世間にぶつける。②平和な家族を殺戮した獅子神は警察に追われ、無差別殺人を犯すようになった。犬屋敷が獅子神と戦って倒した。でも獅子神は生きている。 ・犬屋敷 壱郎は長年の貯金からマイホームを購入・犬を飼うことにした犬屋敷は動物愛護センターで自分になついてきた成犬に決め「はな子」と名付ける・ある日、はな子と散歩をしている犬屋敷はコンビニで息子の剛史と一緒になる・帰り道に若者たちに囲まれお金を取られようとする中年男性を見るが見て見ぬふりをする・しばらくしてから警察に電話をかけようとする犬屋敷に剛史は言う 「期待してないよ 強い親父とか どーせ何もできないんだし うちの家族は・・ホビット族なんだから 穴の中に隠れ … ぼくはにんげんだある日突然機械の体を手に入れてしまったサラリーマンの中年男性。温厚だが正義感の強い性格で、 自分・妻・長女・長男の4人家族(+1匹)。家庭内では疎ましがられており、また壱郎自身も強く意見することができない。妻とはまだ一般的な夫婦のようなやり取りだが、思春期の子供2人とはあまりうまく接することができていない。犬のはな子は彼によく懐いており、心の支えとなっている。機械の体になった瞬間を唯一目撃した存在であり、朝になるまで彼の隣で待ち続けた忠犬でもある。

(奥浩哉『いぬやしき』1巻26p) くろやんです。 今は猫を飼っていますが、犬を飼っていた時期もありました。 犬も猫も好きです。 動物は癒されます(∩´∀`)∩ いぬやしき『はな子』の話です。 [ad#ad-1] 1巻で犬屋敷さんが助けたホームレスの男が言っていた、「柴犬めんこいなぁ」の台詞に同感。 「gantz」の原作者として知られる奥浩哉による同名漫画の実写版『いぬやしき』。木梨憲武vs佐藤健が話題となった本作のあらすじ・結末・キャストをご紹介します。原作と映画の違いとは?ネタバレ注意でご覧ください。