失恋ショコラティエ さえこ なぜ
「『失恋ショコラティエ』が描いていた、女性が内面化している「呪い」について」のページです。 漫画、恋愛などの最新ニュースは現代を思案するwezzy(ウェジー)で。 recommend. 「少女漫画っぽいタナボタ的要素が少なくておもしろかった」「登場するモテ技が何気にすごかった」「計算高さは悪ではない」 | とにかくサエコさんのキャラクターが魅力的でした - 漫画失恋ショコラティエを実際に読んだ感想です。

いま、失恋ショコラティエ、(ドラマにもなりましたね)水城せとなの漫画読んでたんですが、すっごい名言がありました。薫子さん(プライド… 『失恋ショコラティエ8巻』に名言が。 | Ever ever after~アラフォーからの婚活 結婚 家作り&不妊治療 高齢育児奮闘中. 理解が深まる漫画レビューサイト漫画レビュー数 サエコさんのキャラクターが徹底されていておもしろく、ドラマも毎回見ていましたが、今回はこちらの漫画内容についてレビューさせていただきます。わたしは少女漫画によくある、ぱっとするところもなく感情の起伏が激しく「どうせわたしなんか」みたいなさえない主人公が、なぜかお金持ちで美形のイケメン男子に取り合いされてどっちも選べなくてどうしようって展開を経て、ハイスペックな方と結ばれるっていう女性の夢てんこ盛りみたいな雰囲気ストーリーが苦手で、というかおもしろいと思えなくて、ある年齢くらいから少女漫画はあまり読んでこなかったのですけど、失恋ショコラティエはその点すごくおもしろかったですね。登場人物全員モヤモヤしていましたし、ありえなさすぎる展開が少なかったように思えます。一般的な少女漫画だったらきっと、薫子さんの視点からストーリーが展開されていって、まさかの大逆転ホームランで薫子さんと結ばれるのだろうなと思います。そういうことが無くて本当に良かったです。設定では容姿は十人並みとのことでしたが、作中に垣間見えるモテテクニック、おもしろかったですね。恋愛市場でいかに多くの男性の気を引くかという点だけではなくて、人間関係において自分の人気を出したい、好印象を持ってもらいたいときすべてにおいて言えることだと思いますが、商品である自分をいかに第三者的目線で冷静に観察分析できるか、何を強みにどのように販売、見せていくのかということがどれだけキモなのかということを教わったようです。営業セールスとかのテクニックのようでした。自分をきれいにラッピングして相手に届けてあげる論のところとか、読みながらうなっていました。ただの表面的なモテテクじゃなくって、根っこの部分の姿勢ですね。これを、ただ表面的になぞって真似するだけでは、彼女のようにはなれないでしょう。あと、基本的に彼女はカラっと明るく生きていますよね。そして計算もしているけれど、この人だったら次にこういうこと言ってくるだろう、こういう行動するだろうという定番のパターンみたいなのがなく、次に何言い出すか、何しだすかがわからないところが、男女問わず人を惹きつける魅力なのだろうなと思いました。根底に人を自分の思い通りに動かしたいという欲望があったとしても、人の目に自分がどんな風にうつっているのか、どういう行動を望まれているのかなどと考えながら生きていくのは悪いことではないと思います。結構なサービス精神がないとできないことですし。具体的な言葉を覚えていないのですが、自分がやりたいと思ったことは世間的に悪かろうが常識的でなさそうが、やってみないと気が済まないし貫きたい、というようなことをサエコさんが語っていたシーンがありましたよね。あのシーンが、本編全部通してわたしは一番好きだし、とても納得しました。学生時代や独身時代にモテモテだったつまり、数多くの男性から言い寄られていたということをサエコさんが自分の価値として、自分の拠り所にしていたとしたら、結婚後の生活のギャップについていけなくなりますよね。急に自分に長所がなくなってしまったというか、自分の価値を証明してくれるものがなくなったというか、中盤で少しそんなエピソードがあったように思います。髪を切られたあたりとか。どういった特技や長所もまた、同じ人物であっても、死ぬ時までずっと同じ価値があるものではなく、うつりかわっていくものなのだなとしみじみ思いました。一生もののコートが全然一生は使えないように、人だって変わっていくものなので、付加価値ですら常に更新して磨いていく必要があるのですね。一般的に不倫恋愛ってタブーですよね。ただ、どうして不倫って駄目なのだろうかとしばらく考えてみたのですが、わたしが考えた中ではどの案もあまりしっくりこなくて、人に聞いてみたり文献を見たり調べていた時期がありました。今までわたしが耳にした中で、いちばんもっともだなと思った意見は法律で禁止されているからです。それも詳細があって、普段わたしたちは民法などの法律というものに守られながら、日本で安心に暮らすことができていますよね。交通安全の規則があるから、歩いていて車にはねられてしまうことはまれだし、お金でのやり取りにもルールがちゃんと制定されているから、電気代をきちんと収めていればいきなり電気が来なくなってパニックになることもない。憲法、刑法、民法など数々のルールに守られて暮らしているのに、そこで自分の勝手で不倫だけはしていい、というのは規則違反だから、規則を守るという義務を果たしていないことになる、だから不倫恋愛はダメだ、というのが詳細です。非常に納得しました。ただ単に、ダメなものはダメとかでなく、そりゃそうだなと思いました。絵柄もきれいでとてもおもしろい漫画でした。以上、失恋ショコラティエに関する考察でした。恋慕が重なってフランスにまでショコラティの修行にいってしまったソウタの物語。相変わらずサエコさんは天然(いや、あれは絶対計算高い天然系だ)ぷりを発揮しています。それをうまくあしらおうとするのですが、メールをすべきかしないべきかと悩んでいるソウタ。メール(電話もだけど)は誰しもある問題ですよね。あるある。ソウタがどこに向かっているのか薫子さんは心配でたまらない。これもあるある。実際問題、好き、からのどうしたらいいかなんて誰も一筋縄では答えは出ない。新たな女子キャラも登場したし、オリヴィエのサブストーリーもありそうだし今後が楽しみです。ああ、チョコ食べたいサエコに振り向いてほしくて、悪い男のように振舞う爽太。どんだけサエコのことが大好きなんだよって感じですよね。なんだか悲しくてわらってしまいます。爽太の心が悲しんでいる気がします。そういうふうに振る舞うんだけども、でもまったく効果がなくて、サエコはなんと、爽太に友達を紹介してこようとします。そして、心の中では深く傷つく・・・もういいじゃんあきらめて次いきなよって感じなんですが、ソータの思いは海の底ぐらい深いわけですよ。すごいんです。こんなに人のことを深く思うってすっごいことですよね。こういう大人の苦い片想いの描写がこの漫画の面白いところなんですよね。いやーどうなるんだ。いよいよ告白!! 続き超気になる! かなり良いところで終わってしまった。サエコさんのことが好きな気持ちは、なかなかあきらめられないよなー。自分はでも不倫とか浮気とか全く共感できないタイプなので、それできちんとけじめつけようっていうふうに考えることになった流れは嬉しかったし、応援したい。サエコさんはサエコさんで抱えているものがあって、その問題がどんどん明るみに出てきているが、実際どうなんだろう? 主人公の性格とか内面が好きっていうより、やっぱり外面的な魅力(知名度とか顔とか、ブランド的なもの)に心動かされているような気がするし。そうするとただの逃げだよなーって思う。サエコさん的な人、好きではない……。尋常じゃない伏線さすがにこの漫画を超えるほど、複雑に入り組んだ設定の物語を見つけるのは難しい。それく...不良漫画なのにギャグ満載!!不良漫画にギャグは付きものだがギャグ満載過ぎて面白い。これに近い漫画でい...人気作者のシリーズで私は前に全巻読破しました。その2巻なのですがこの主人公は前巻からそうなのですが、...1,とにかくエグい。楳図かずおさんの代表作、漂流教室。想像できないような展開が次々と待ち構えていて、読...バイクへの先入観を払拭するような登場人物のキャラクター設定まず、ジャジャという漫画は、イタリアンバイ...「少女漫画っぽいタナボタ的要素が少なくておもしろかった」「登場するモテ技が何気にすごかった」「計算高さは悪ではない」「モノだけじゃない、自分自身の付加価値も時間と共に移ろいで行くもの」「改めて考える、なぜ不倫の恋愛がいけないか」等、水城 せとなの漫画失恋ショコラティエを実際に読んだレビュアーによる長文考察レビュー『とにかくサエコさんのキャラクターが魅力的でした』を掲載しています。レビューンは、作品についての「理解を深める」ことができるレビューサイトです。登場人物の台詞の意味や、シーンの意図など、レビュアーによる独自の解釈や深い考察がされた感想を多く掲載しています。内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。レビューンは、作品についての理解を深めることができるレビューサイトです。当サイトではJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして再度アクセスしてください。