コナン 公安 黒田
こんにちは!ケイスケです。半年ぶりに名探偵コナンの単行本である、96巻が遂に発売され、劇場版 名探偵コナン 紺青の拳も大好評でメガヒットの予感ありで嬉しい限りです。そこで、今回は長い間に渡って考察されてきた黒の組織no.2であるラムの正体に 名探偵コナンの本筋ストーリーである『黒の組織』2018年4月現在、残る謎として、組織ナンバー2と呼ばれるrum(ラム)の正体があります。現在、rumの正体として怪しいと挙げられているのは、 若狭留美 黒田管理官(本名:黒田官兵衛) 脇 「名探偵コナン」ラム編のキーパーソン、 黒田兵衛管理官 今回は黒田兵衛の正体がラムなのか公安警察なのかについて考察していきます。更に黒田兵衛の深まる謎や別人説も考察します。最新話までのネタバレを含みますのでご注意くだ … 名探偵コナンで最も気になる謎と言ってもいいであろう、ラムの正体が警視庁刑事部捜査一課管理官の黒田兵衛なのではないかということについて、考察していきたいと思います! 黒田兵衛がイラスト付きでわかる! 黒田兵衛は『名探偵コナン』に登場する警視庁捜査一課管理官である。 「君も…よろしくな…」 cv:岸野幸正 概要 長野県警>長野県警(名探偵コナン)捜査一課長→警視庁>警視庁(名探偵コナン)捜査一課管理官。階級は警視。 「名探偵コナン」ラム編のキーパーソン、 今回は黒田兵衛の正体がラムなのか公安警察なのかについて考察していきます。更に黒田兵衛の深まる謎や別人説も考察します。最新話までのネタバレを含みますのでご注意ください。(ただし、99巻掲載の情報は伏せています。) まずは、黒田兵衛についてわかっていることを、「名探偵コナン」のキャラクターのセリフをベースにまとめてみましょう。 以上・・・。黒田兵衛についての情報でした。相変わらず由衣刑事の情報通っぷりには頭が下がりますね。 続いて、黒田兵衛自身の発言から気になる点を拾ってみましょう。ポイントは発言の内容よりも、口調の癖です。黒田兵衛の独特な言い回しが注目ポイントとなります。わかりやすく色分けしてみたので、そこだけでも確認していただければと思います。※発言内容の気になる点は※ある視点での気になる口調は※別の視点での気になる口調は※特徴多すぎるので、覚えなくても結構です。笑黒田兵衛の経歴や置かれている状況は?黒田兵衛の見た目や身体の特徴といえば?事故が原因と思われる特徴黒田兵衛の性格や趣味・嗜好といった特徴といえば?気になる言葉回し 普通に考えたら警視庁捜査一課の管理官。ですが、裏の設定があることは間違いないキャラクターです。その正体がラムなのか、という点に関しては後に考察することにして、ここではそもそも考えておきたいポイントを2つあげます。 (15)~(17)が、黒田兵衛が事故のために身体的におった特徴ですが、これらを受けて「(18)事故以前とは別人の姿」という証言があります。注目したいのはこの”別人”が、コナンの発言で強調されていることですね。もしかしたら、 本当に別人なら、本人が「(3)今も意識が抜け落ちている」と言っても不思議ではありません。そもそも別人なのですから、詳細を覚えていないのも当たり前なのです。 では別人だとしたら、本物の黒田はどうしているのか・・・。黒の組織による変装だった場合、すでに亡くなっていると考えるのが自然でしょう。味方による変装だった場合、まだ意識不明状態でどこかに隔離されているかもしれませんね。 ここで、「(5)灰原哀とシェリーを結び付けられない」ことと、灰原哀の組織センサーが反応しないことから、おそらく黒の組織ではないと考えられ、 実はこれ明言されていないんですよね。 安室ら一般の警察と同じく22歳に警察になったとするならば、現在50歳であることを考慮して、28年前から現在において「(2)10年近くの意識不明期間」があることになります。 もし警察になった直後に事故に遭ったのなら、28年前から10年間意識不明で18年前に意識を取り戻したのかもしれません。あるいは、17年前から10年間かもしれないし、10年前から10年間でつい先日意識を取り戻したのかもしれないんですよね。 まあ一応由衣刑事が多分その事故の影響じゃないかしら・・・。右目は義眼みたいだし・・・。顔の包帯を取った看護師が腰を抜かしたらしいわよ・・・。真っ黒だった髪が事故のストレスで白髪に変色して、まるで別人のようだったそうだから・・・。と証言した際、現在の黒田兵衛の姿のまま意識が戻っていない描写がされていたので、単純に10年前から10年間と考えたいところです。 とはいえこの点、明示されていないというのは、裏を返せばそこまで重要なポイントではないからとも言えます。 ちなみに、こんなツイートを見つけてしまいました。警視庁捜査一課強行犯罪担当の管理官・黒田兵衛。10年ほど前に右目などを負傷し、ずっと意識不明で入院していましたが、回復後、警察庁から長野県警を経て、現職に。本作ではポスターにも登場するキーパーソンの一人です。— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv)  金曜ロードSHOW!公式さんが「10年ほど前」と明記していますね。。 原作ではあくまで明示されていないのですが、この記事では最も可能性の高い「10年ほど前から10年近くの意識不明期間」と仮定して考察を進めていきます。 ここまで紹介してきた証言を踏まえ、黒田兵衛の正体を考察していきたいと思います。 現在の黒田が本物か偽物かは置いておいて、黒田兵衛の正体は次の2つのどちらかでしょう。 なぜそう言えるかというと、「(10)安室透をバーボンと呼んで」おり、「(9)安室透に指令を出している」からです。 安室透は知っての通り、本名は降谷零で公安警察の人間です。そして現在は黒の組織に潜入しており、バーボンというコードネームで呼ばれています。 この安室透に対して指令を出せるのは、安室透と同じ組織に所属し、かつ、上の立場の人間だけです。つまり、黒の組織のNo.2であるラムか、公安警察の上司あるいはトップということになるわけですね。 ただし、ここで考えたいのは、黒田が安室に出した指令の内容です。「ゼロの執行人」での指令が警察としての指令であることから、もし黒田がラムだったとしても、警察に潜入中であると言えるでしょう。 以上の考察に、先にあげた本人別人論を組み合わせると、黒田兵衛の正体は以下の4パターンの内のどれかになります。 以下では、まず現在の黒田兵衛がラムである可能性から考察していきます。 「(15)右目が義眼」の「(11)大男」という特徴がラムと同じであることから、ラム候補の1人とされる黒田兵衛。 実際、 まず、「パターン3.ラムが黒田兵衛に変装している」場合ですが、この可能性はすでに上記で否定している通りです。黒田が「(5)灰原哀とシェリーを結び付けられない」ことと、灰原哀の組織センサーが反応しないことから、パターン3は考えられないですね。 一方、「パターン1.黒田兵衛=ラム」だった場合、抜け落ちている記憶の中に、自分がラムである記憶が入っていれば、灰原の組織センサーに反応しなかったのはつじつまがあいます。しかし、水無玲奈から「RUM」の文字が送られた時点でラムは動き始めていると言えるため、この時点で黒田はラムの記憶を持っていると言えるはずです。よって、パターン1の可能性も限りなく低いと思います。 現在の黒田兵衛がラムと言えるためには、以下3点のどれかが当てはまらなければならないでしょう。 下2点は可能性としてはありそうですが・・・。いったん現在の黒田兵衛=ラムと考える、パターン1とパターン3はなしと判断してよいでしょう。 次に黒田兵衛が公安警察の可能性です。 先にあげた特徴のどれをとっても、黒田が公安のトップであるという点に矛盾はありません。それどころか、ここにきて「(12)どこかの組織のボスを想起させる恐ろしい顔」というのが、黒の組織ではなく、公安警察のボスである伏線だったと考えるとしっくりきます。 その他にも黒田=公安トップと考えるといろいろとつじつまがあってきます。 「(4)コナンを”眠りの小五郎の知恵袋”と称し推理を信頼する」というのは、安室透からコナンの報告を受けていたからでしょう。安室透は眠りの小五郎がコナンであることを見抜いていますしね。 「(6)17年前の羽田浩司の事件の記事を見ている」のも、羽田浩司の事件が黒の組織に関係していれば、そりゃ気にもするというわけです。 まぁ、「(10)安室透をバーボンと呼ぶ」ことに関しては、なぜ?と疑問は浮かびます。公安の人間なんだから”降谷”と呼べばいいわけです。しかしそれでも、黒田=公安トップという考察を否定するものにはなり得ません。 むしろ2人のやり取りが、安室=バーボン、黒田=ラムとして行われた方が、組織の目を欺けるとも思えます。なぜなら、仮に安室と黒田の接触が黒の組織にバレても、バーボンとラムの関係として接触していたと言い逃れできるからです。実際2人のやり取りに使われるのはメールや電話です。もし、安室が黒の組織にスマホを押収されたり盗聴されても、そこで発見できるのはバーボンとラムのやり取りだけなのです。 以上より、黒田兵衛の正体は公安警察。上記図で言うと、パターン2、パターン4のどちらかに絞られたと言えます。 ちょっと待ってください。盤石に見えた黒田=公安トップ説ですが、実は1つだけ矛盾点になり得る点があるのです。それは、降谷零とスコッチこと諸伏景光を黒の組織に潜入させた人物についてです。 普通に考えれば公安トップの黒田兵衛と言えるでしょうが、黒田兵衛は10年ほど前から10年近く意識不明だったんですよね。降谷、諸伏が組織に潜入し始めたときは、意識不明状態だったわけですよ。 ということは、現在の黒田兵衛が公安トップと言えるためには、以下2点のどちらかが当てはまらなければなりません。 黒田が公安トップであることは間違いないと思うんですよね・・・。とはいえ、上記2点の設定のどちらかがはっきりしないと、現時点で考察できるのはここまでですね。 金曜ロードSHOW!公式さんが早とちりしていていると考える前者、まだ明らかになっていない重要人物を示唆する後者・・・。面白い展開なのは後者ですが、無難に前者の可能性が高そうです。果たして・・・?ここまでで、黒田兵衛の次のページでは、それではどうぞ!現在、しかも、このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。名探偵コナンファン歴は20年近く。初めて買った漫画単行本は「名探偵コナン」9巻でした。「歩美ちゃん誘拐事件」が人生初のコナンエピソードです。映画やドラマも好きで、Hulu、U-NEXT、dTV、Amazonプライムビデオに登録中。応援クリックをお願いします! さて、まずは気になる「黒田兵衛はラムなのか?」というテーマから。結論から言うと、彼はラムではないと思います。根拠は以下の2つ。それぞれ解説していきますね。 ▼2018.4 追記 「ゼロの執行人」感想・考察もアップしました。 警視庁捜査一課の管理官・黒田兵衛。「隻眼の大男」という特徴と「10年近く意識不明だった」という出自の怪しさから、ラム候補者の一人と目されている人物です。しかし、調べてみると今回は、そんな黒田兵衛を徹底考察。 さて、まずは気になるそれぞれ解説していきますね。 名探偵コナン「ゼロの執行人」ネタバレ感想&考察。黒田兵衛の正体はウラ理事官?6つの根拠を解説 名探偵コナン87巻より引用黒田は灰原と至近距離から顔を近づけています。にも関わらず、それ以降灰原に注目しているシーンは一切なし。黒田がラムだったなら、灰原に興味を示さないのは不可解です。 ラムは少なくとも、羽田浩司事件のあった17年前には組織に所属しています。つまり、幼少期の灰原の顔を見たことがあるはず。さらに言えば、となると、(※宮野夫妻が亡くなったのは「灰原が生まれて間もなく」なので、灰原が彼らとともにピスコと会ったのは0〜1歳の頃) このセリフはごもっとも。若狭留美(若狭先生)を徹底考察!正体は浅香?ラムではない根拠とは?【名探偵コナン考察】 二つ目の根拠は、コナンの実力を知っている点。ここでの「実力を知っている」とは、高木刑事や佐藤刑事のように「なんだか頭黒田はコナンの推理力を信頼し、コナンの指示通りにするよう高木刑事に命じています。つまり、大人である高木刑事や目暮警部より高い推理力の持ち主だと確信している。また、黒田はコナンを「眠りの小五郎の知恵袋」とも呼んでいますが、コナンの実力を知りながらそのあだ名を使っているとしたら、 しかし、ここで浮上するのが黒田は眠りの小五郎を見たことがないため、コナンの行動を見て自ら実力を見抜いたわけではない。そもそも作中トップクラスの観察力を持つ安室ですら、眠りの小五郎を見破るまでは時間を要しました。つまり、黒田は黒田はこのように話していますが、噂話程度では「事件の推理を任せられる」レベルにはならない。黒田に情報提供したのは、 もし黒田がラムだったなら、それは組織のメンバーということに。しかし、組織内でコナンの実力を知っている つまり、黒田の協力者は組織ではなく、別の勢力。それが誰なのかは後ほど説明しますが、これにより黒田=ラムである可能性はかなり下がりましたね。 また、1008話でもラムは工藤新一の情報をバーボンに求めています。つまり、新一の情報を知らないということ。一方で、組織のナンバー2であるラムは、幼児化や不老といった組織の研究は知っているはず。逆に言えば、 では、その黒田の協力者、仮に“X”とは何者なのでしょうか。前述の通り、警察庁内での噂話ではありません。そもそも警察庁は、ざっくり言うと警察機関を統括する組織で、現場には出てこない。つまり、そんな噂があったとしても、それはまた、警察関係者が評価しているのはあくまで毛利小五郎。黒田がもし警察庁内での噂話を頼りにしているなら、コナンではなく となると、やはりXはコナンの実力を明確に知っている人物。灰原や服部、先ほど否定したベルモットなどを除くと、候補者にあがるのは以下の5人です。一人ずつ検証してみましょう。 まずは①世良真純と②領域外の妹、③若狭留美ですが、この3人はないですね。世良と領域外は関連性を示す描写がなさすぎますし、若狭に関してはキャンプ場の事件でお互いに探り合っているためシロ。ついでに書いておくと、 次に水無怜奈は現在、CIA捜査官として組織に潜入しつつ、そこで得た情報をFBIにも流しています。この特殊な状況は、そこに至った経緯も含めて必ず上司に報告しているはず。つまり、じつは 一方で、水無の組織内での立場は相当やばそう。バーボンの情報を流してきた時点でも隠れながらの電話だったのに、ラムの情報を流してきたときには「RUM」というわずか3文字だけのメール。監視や盗聴をつけられている可能性は高いです。となると、CIAとしてもその仲間こそが黒田だとしたら筋は通ります。 そして、羽田浩司事件のときに殺害されたアマンダ・ヒューズが、 とはいえ、黒田と水無の関連性を示す描写がないことや、 個人的に本命はなにより安室は、眠りの小五郎のトリックを知っている数少ない人物。黒田もコナンを「眠りの小五郎の知恵袋」として認識しているので、 リーダー的なポジションにいる安室ですが、 (名探偵コナン93巻より引用)この描写から察するに、黒田は第一に考えられるのは、捜査員として日本から現地へと赴いたケース。将棋の四冠王だった羽田浩司はおそらく、“棋界の顔”とも呼ぶべき国民的スターだったはず。日米の合同捜査を敷かれた可能性は大いにあります。また、公安は海外駐在員も積極的に派遣している機関。公安庁の公式サイトによると、研修中には英語、韓国語、中国語、ロシア語、アラビア語まで教え込まれるとか。確かに公安のミッションの一つはテロ対策で、たいていのテロ組織は海外にある。もしかしたら黒田は、 黒田は事故に遭い、10年近くも意識不明のまま入院していたとか。しかも、顔の包帯を取ったら髪が白髪に変色し、まるで別人のような姿になっていたと言います。これ、 そもそも黒田の年齢は50歳なので、黒髪が白髪になるのは普通。看護婦が腰を抜かすほど驚いたのは、 また、黒田がもし本人だったなら、しかし、それだとつまり、「黒田兵衛」という人物は組織からノーマークであり、10年前の事件にも組織は関与していない。そんなキャラクターを登場させる意味があるとすれば、それは 流れはこうです。彼は公安またはCIAの捜査官。そして、彼の所属する機関では、しかし、いきなり高いポストへと人材を送り込むのは難しい。 ここから先は完全に妄想ですが、 ちなみに、この仮説が正しかった場合、「黒田=優作のインターポールの友人」説は否定されます。さすがに別人にすり替わって警視庁に潜り込むのは犯罪ですからね。優作はもっとクリーンなキャラクターとして描かれていますし、こういったとはいえ、この仮説では「黒田=公安」の可能性は低くなるのも確か。いくら警察庁と警視庁が不仲でも、情報を共有したければもっと手段がありますからね。一方で、「黒田=CIA」となると関連性を示す描写がなさすぎる。どちらも決め手に欠けるので、また別途考察したいと思います。 ということで、今回はここまで。1008話での黒田の意味深な笑み、紅茶党である理由、そして羽田浩司事件との関わりについてはまた別途記事にしますのでよろしければ。映画「ゼロの執行人」はテロ組織との戦い。公安説が正しければ、黒田の見せ場には期待大ですね。考察、読ませていただきました!鋭いご意見ありがとうございます!ご指摘の通り、私もあのシーンは国家安全保障会議だと思います。脚本家が「相棒」なども書いている社会派のライターであることを考えても、そういった裏設定はしっかり存在するはずですし。確かに、松本管理官ではイメージつきませんね(笑)。また、ゼロの所属者は警察内でトップシークレットとされているのもおっしゃる通りで、実際に伊達刑事は安室の行方を知りません。つまり、そういった公安の特性を青山先生も理解した上で書いているので、安室を公安だと知っている時点で黒田もほぼ公安なんですよね。鋭い着眼点の考察、楽しく読ませていただきました!またご意見お待ちしております。初めてまして!お返事遅くなりすみませんー!コメントありがとうございます。ベルに捜査資料を盗ませた意味がない、というのも確かにですね。それも根拠のひとつになりそうです!務武に関しては生きてるかもなーとは思ってるんですが、変装を伴わないといけない形では出てこないと踏んでるんですよね。あれは一部のキャラ限定の能力なので。特に黒田の場合、別人のように人相が変わって登場したのは変装術がないからこそなので、なおさら変装が絡んでくる可能性は低いんじゃないかなーと思います。運営者:Hiro名探偵コナン黒の組織考察ブログ。名探偵コナン黒の組織考察ブログ。©Copyright2020