こんにちは、元商社マンで、独学でtoeic 900点台を達成した、税理士のまぐすです。 この記事では、これから英語の勉強を始めようとしている人や、すぐに挫折してしまった人に向けて、「英語を勉強する上で大切なこと」というテーマで紹介していきます。
英語の独学だと、どれくらいの時間・ペースで英語の勉強をしたら良いの? 基本的には 自分のペースで勉強してください。 お勧めのペースは、平日1~2時間、土曜日2~3時間、日曜日・祝日休みなど飛ばしすぎないくらいがちょうど良いと思います。
大人になってから英語を独学で身に付ける勉強法を紹介します。忙しい社会人は時間に縛られずに独学で勉強したいですよね。そこで、どんな教材で、どんなふうに英語を勉強すればいいか独学で英語をお身に付ける方法を紹介します。 まずは、留学経験のない人が英語ペラペラになった例を紹介しておこう。 下の動画は、「バイリンガール英会話」という帰国子女が英語の勉強方法を教えてくれるyoutubeチャンネル。 『英語の勉強に何時間と何年必要?独学で習得する1日5分勉強法』の記事で1ヶ月目から6ヶ月までの英語の勉強時間を分かりやすく解説しています。英語の勉強時間=英語の上達度合いではありません。 「どうやって英語を勉強したら良いのかわからない」とお困りのあなた、その気持ちよくわかります。僕もいろいろな勉強法を試しては何度も挫折しそうになりました。「やっぱり留学するしかないのか・・・・・・」と考えたくもなりますが、留学しないで通訳者になった方も大勢います。今回は 具体的な勉強法の前に、学習者が知っておきたいルールを説明します。学習で一番大事なことはリスニングを何度も繰り返す、スピーキングを何度も繰り返すというふうに、血肉になるまで地道に繰り返すのが基本です。また、インプットだけ練習したり、アウトプットだけ練習するというのではなく、このように、地道な「繰り返し」と「継続」が基本中の基本です。適当にダラダラと勉強するより、「締め切り効果」という用語があるように、このように時間を区切って勉強する習慣を付け、細切れの時間も活用できればさらに効果的です。英語勉強法について調べると、「TEDを見て勉強しましょう」のような意見も目に入りますが、いきなりTEDで勉強できる人がどれほどいるのでしょうか (番組自体は面白いけど)。最初からハードルを高く設定しても、すぐに挫折してしまっては意味がありません。また、ここからはプロの通訳者が実践する勉強法とトレーニング法を見ていきます。通訳者を目指すハイレベルな人だけでなく、通訳者のトレーニングに取り入れられており、初心者にもおすすめできる練習法はシャドーイングとは、CDやスマホなどで英語音声を聞きながら、ワンテンポ遅れて追いかけるように発音する練習法です。影 (シャドー) のように後から追いかけて、聞こえる音をそのまま声に出します。耳から入る英語の音声をできるだけ真似してシャドーイング練習をすることで、英語らしい発声を身に付けます。また、英語の音声特徴を掴むと共にリスニング能力も向上します。シャドーイングの練習は、最初は英文を見ながらでも良いですが、慣れてくると何も見ずにできるようになります。たとえばスマホがあれば風呂で半身浴をしながら練習することもできます (防水と感電対策を忘れずに)。ベレ出版の「音読パッケージトレーニング」シリーズは、英語音源がシャドーイングの練習に使いやすい構成になっています。また、後述する「究極の英語リスニング」シリーズは難易度が選べるので初級者向けです。リプロダクション (リプロ) と呼ばれるトレーニングもシャドーイングと並んで効果的です。リプロとは、英語の音声を一通り聞いてから、自分でその英文を再現 (復唱) するトレーニングです。内容が大きく変わらなければ、全く同じ英文でなくても大丈夫です。リプロダクションは記憶保持力や集中力を鍛え、リスニング力、スピーキング力、語彙力、文法や構文の知識などが養われます。最終的には、自分の意見を英語で述べる能力を身に付けることが目標です。リプロダクションに関しては、トレーニング用の書籍が出版されています。「入門編」「ビジネス編」などいくつかの種類があるので、自分のレベルに合わせて選択できます。サイト・トランスレーション (サイトラ) とは、英語の音声を聞いてその語順のまま理解するトレーニングです。同時通訳者の場合、英語を最後まで聞き終わってから和訳する余裕はありません。そのためTOEICのような試験では短時間で大量の英文を処理しなければならないので、サイトラのトレーニングが効果的です。サイトラのトレーニングには、スラッシュリーディングのような語順通りに理解する書籍が役立ちます。もちろん他の書籍や英語のニュースサイトなどでも大丈夫です。サマライジングとは、論理をつかみ、大意を把握する練習です。英語で読んだり聞いたりするとき、すべてを完全に理解しようとするのは難しいですし自信もなくなります。大切なことは、知らない単語が出てきても話の要点をつかむことです。リスニング用CDなどを使って、耳で聞いた英文を要約する練習も効果的です。基本的な方法はリーディングの要約と同じです。「究極の英語リスニング」シリーズは簡単なレベルから徐々に難易度が上がっていく構成になっているので初心者向けです。本書は Vol.1〜Vol.4 まで Kindle Unlimited 対象商品なので会員の方は読み放題です。リンク:クイックレスポンスとは、日本語を見て (聞いて) 瞬時に英文に変換するトレーニングです。「瞬間英作文」と呼ばれることもあります。英会話では簡単な英文でもとっさに出てこないことがよくあります。クイックレスポンスで日本語から英語への変換を練習することで、瞬間的なアウトプット力が鍛えられます。ベレ出版の「瞬間英作文」シリーズがクイックレスポンスの練習に適した構成になっています。音声CDを利用することで、本を見なくても音声だけで練習できるようになります。昨年には最新作となる『リクルートが提供するスタディサプリENGLISH [日常英会話コース] にはリスニングやディクテーション (書き取り)、発音チェックなどの機能があり、クイックレスポンスのトレーニングも行えます。スタディサプリENGLISH [日常英会話コース] は月額980円の有料アプリですが、7日間の無料体験が利用できます。今回は通訳者が実践する勉強法やトレーニング法をまとめて紹介しました。最後に、英語学習者が持っていると便利なツールを紹介します。「別になくても良いけどあったほうが良いかな」というレベルなので参考までに。ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンやヘッドホンは、シャドーイング練習のときに限らず、集中して勉強したいときにも役立ちますよ。英語音源を聞きながらシャドーイングをするときは、自分の声のせいで音源が聞きづらくなるのでイヤホンやヘッドホンを使うのがおすすめです。僕はノイズキャンセリング機能が付いたSONYの「たとえばこの製品のノイキャンはかなりの高性能。サイドの「NC/AMBIENT」ボタンを押した瞬間に周囲の雑音がスッと静かになります。カスタマーレビューによると、木造アパートの騒音対策にも役立つようです。他の方のレビューでも「ノイズキャンセリングがすごい」という意見が見受けられます。機会があったら試してみてください。WH-1000XM3買ってからまじで愛用してる。[追記]スマホでも辞書が利用できますが、電子辞書は英和・和英・英英など多くの辞書が同時に利用できるので一台持っているとかなり便利です。英単語の発音も確認できます。電子辞書はバッテリー持ちが良く、ネットが繋がらない場所でも使えるため、図書館や外出先で勉強する方には便利です。僕は英語学習を開始したころに電子辞書を購入して、今でもときどき使っています。時間を区切って勉強する際にはキッチンタイマーがあると便利です。周りに人がいる環境など、タイマーの音を鳴らしたく場合にはバイブレーション機能のあるタイマーが役立ちます。タイマーに関してはスマホアプリなどで代用できるので、あえて購入する必要はないかもしれませんが。