バスケットシューズのメーカーとして、近年はアンダーアーマーの人気が上がってきています。アンダーアーマーは、NBAのスーパースター、ステフィン・カリーが契約しており、カリーのシグネチャーモデルのシューズを発売しているメーカーです。シューズの開発にかなり力を入れているメーカーですので、人気急上昇中のアンダーアーマーのバスケットシューズのおすすめを詳しく紹介していきます。このページでお伝えすることアンダーアーマーは1996年にアメリカで創業された、比較的新しいスポーツメーカーです。創業当時はアメリカンフットボールで使用するタイトフィットなスポーツインナーからスタートしました。その機能性や着心地は実際に着用したアスリートたちからの信頼を得てスポーツシーンに広がっていきます。日本ではプロ野球選手が使用していたことで知られるようになり、バスケにおいては契約選手のステフィン・カリーの人気とともにシューズやバスケウェアの人気に火がつきました。ここ数年で一気に人気が爆発したアンダーアーマー、そのなかでも力を入れて開発されているバスケットシューズの特徴を見ていきましょう。マイクロGテクノロジーは、アンダーアーマーがシューズ市場に本格的に参入するにあたり開発した革新的なミッドソールの技術です。マイクロGを搭載したミッドソールは「超軽量」「低重心」「高反発」の3つの機能を備えており、まるで素足のような使用感でアスリートの走りをサポートしてくれます。アッパー部分に搭載されたオーゼティック構造の3D樹脂プリントがバッシュの伸びを調整し、動きによって変形する足に柔軟にフィットします。それによってシューズ内に余計な隙間が発生しない作りになっているため、足の力がシューズを通してダイレクトに伝わるようになっています。着地の際の衝撃を吸収するクッショニングと蹴り出しの際の反発性をサポートしており、着地の衝撃を進む力に変える「無重力感覚」をもたらすシステムです。他のメーカーと違い、特徴的な機能を持つアンダーアーマーのバッシュですが、その人気は右肩上がりで伸びています。ステフィン・カリーの人気は当然のこと、それ以外にもメーカー独自の斬新なデザインやモデル展開も人気に拍車をかけています。2019年10月現在では、通算6モデル目となる「カリー6」まで発売されています。タフなディフェンスを相手に次々とスリーポイントシュートを決めていくカリーをサポートする為に作られたシューズになっています。カリーのようにスピードやクイックネスで相手を翻弄し、縦横無尽にコート内を走る運動量の多いプレーヤーにおすすめのバッシュです。着地の衝撃を前に進む力に変えるホバーは、その革新的な機能と軽量性によって多くのプレーヤーに選ばれています。アンダーアーマーは2019年のバスケットボール男子日本代表をサポートしていたため、選手の集合写真では全員が「UAホバー ハボック2」を履いていました。「ニホン」という名前で販売されているこのバッシュは、日本の中高生やアスリートの意見を多く取り入れ、徹底的に日本人の足の形を研究して開発されています。海外プレーヤー向けに開発されているナイキやアディダスでは足に合わなかったという方、完全に日本人向けに開発されたアンダーアーマーの「ニホン」を試してみてはいかがでしょうか。2万円以上で販売されるカリーに比べてSCは1万円ほどで購入できるため、中高生など部活で使用するのにも購入しやすいモデルになっています。テイクダウンモデルとはいえ、カリー同様にシグネチャーモデルとして開発されていますので、機能的にも十分で大人気のシリーズです。アンダーアーマーから発売されているバッシュの中から、おすすめの10足を紹介します。日本人プレーヤー向けに開発された「ニホン」の2019年現在の最新版。マイクロGを搭載しているため低重心・反発性・クッション性に優れており、前後左右に丸く反ったアウトソールは激しいステップの際にもしっかりとグリップします。日本人向けに開発された「ニホン」の2作目のモデル。マイクロGのミッドソールと、かかと部分にチャージドフォームを搭載しており、クッション性と反発性を両立しています。日本人プレーヤーが好む5/8カット(ミドルカットとローカットの中間の高さ)を採用しており、最新のニホン3と比べると足首までかかる少し高めのカットになっています。シリーズとしては3が最新版になりますが、カットの好みによって2を選ぶのもアリだと思います。走る距離と時間による体への影響を抑え、ストップ&ゴーや急激な切り返しを可能にする最新機能満載のバッシュです。ニットのアッパーは通気性と優れたフィット感を実現しており、UAホバーによって無重力のような履き心地になっています。NBAで新記録を更新し続けるカリーのプレーを支えるシューズですので、彼のようなシューターを目指すプレーヤーは是非一度履いてみてはいかがでしょうか。ニット素材のスリーブが足首周りから前足部までを覆っており、縫い目なくパーツを結合させた作りは履いた時のストレスを軽減してくれます。カリーと同じ誕生日のアインシュタインの重力波理論をモチーフにしたソールの交差円状パターンによって、激しいステップでもしっかりとグリップするようになっています。5作目以降はローカットモデルになりますので、ハイカットを選ぶのであれば4をおすすめします!快適な履き心地とマイクロGによる反発力をあわせ持ち、シューズの横まで巻きあがったアウトソールによってグリップも良好です。テイクダウンモデルとはいえSC(Stephen Curry)の名を冠したモデルですので、バッシュとしての性能は他モデルと比べても遜色ありません。ローカットのZEROⅢの発売が開始されたこともあり、こちらのモデルは値段も下がり買いやすい価格帯になっています。安定性・反発性を保ちつつ軽量性が高まった新しいクッションを持ち、ソールのプレートによってねじれを防いで強い推進力を得られる、アンダーアーマー一押しのバスケットボールシューズです。アッパーは2トーンのメッシュで覆われていて通気性にも優れており、かかと部分に搭載されたヒールカウンターで安定した体重移動もサポートされています。足に吸い付くような快適なフィット感は、一度履いたら他の固いバッシュを履けなくなるかもしれませんよ。履いてみると柔らかすぎる感覚がありますが、それは足にしっかりフィットしているためです。また、特徴的なクラッチフィットのアッパーの模様は、力のかかり方や足の動きによってその形が変わるのを見ることができます。クラッチフィットにより、軽くて素足に近い感覚で履けるうえ、縦の動きにも横の動きにも伸びてサポートしてくれるので、運動量の多いガードのプレーヤーに特におすすめできる1足。従来のバッシュの場合、新しく買ったら自分の足に馴染むまで少し時間がかかりましたが、クラッチフィットにおいては履いたらすぐに足に馴染みます。当時、契約を結んだばかりのステフィン・カリーが、アンダーアーマーで初めて履いたバッシュがスポーンなのです。その後はラインから姿を消していましたが、NBAのフィラデルフィア・76ers、ジョエル・エンビードが履くバッシュとして、2019年に再登場を果たしました。解剖学に基づいて開発されたデザインと高い軽量性は、まるで靴を履いていないような素足感覚でプレーができます。公式サイトではこのモデル以外は紹介されていませんが、それは現在の日本でのラインナップに無いというだけで、他にレディースモデルが全く無いというわけではないようです。アメリカで販売されているバッシュは通販サイトでも詳細な情報の記載が無く、買う前に実際に履いてみることができないため購入のハードルは少し上がります。日本で販売されていないカラーもあるようですし、どうしても欲しいと思うモデルがある場合は楽天など海外取り寄せ購入が可能な通販サイトを利用してみるのも良いのではないでしょうか。アンダーアーマー公式サイトを見ると、キッズアイテム内にバスケットボールの項目はありますが、ジュニアサイズについてもレディースと同様、日本の公式サイトでは紹介されていないアメリカ直接買い付けで購入可能なモデルもあります。まずは、公式サイトで紹介されているモデルを2つ紹介します。通販サイトで検索しても価格はどれもあまり変わらないようです。サイズ的にはレディースサイズと同じ展開になっていますので、女性プレーヤーも選ぶことできるモデルになるかと思います。EVAクッションミッドソールを搭載でクッショニング性能も良く、アウトソールは高いグリップ力を発揮するパターンを採用。シリーズ通して足首の怪我を守るミドルカットを採用し、プレーヤーの足をしっかりサポートしてくれますので、成長期のジュニアプレーヤーでも安心して履けるモデルです。こちらも公式ショップの価格を書きましたが、通販サイトと比べても価格の違いはあまりないようです。カリーシリーズなど人気モデルのジュニアサイズは海外での販売のみになっているようです。アンダーアーマーのバスケットシューズを紹介してきました。履いてみるとわかる独特なフィット感の履き心地は、今までのバッシュに慣れ親しんでいる方は特に好き嫌いが分かれてしまうかもしれません。ですが、NBAやBリーグなどトッププレーヤーたちの信頼も厚く、アンダーアーマーを選ぶ選手が増えてきているのは事実です。この記事を読んでアンダーアーマーのバッシュに興味を持ったという方、まずは一度スポーツショップで試し履きをしてみることをおすすめします。この記事が気に入ったらこのサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。こんにちは。考えるバスケットの会【会長】中川直之です。2014年プレーヤー引退後、また、これまで10万人のバスケ人生を変えた世界基準のノウハウを7つのテーマに分けて公開した書籍「このほかにもプロアスリートメンタルコーチとしても活動しており、Bリーグ、実業団選手などのメンタルサポートをしてたりもします。これまでのさまざまな実戦経験を、日本各地の子供から社会人まで幅広い層に伝えていけたらなあと毎日全力で奮闘中です!©Copyright2020