Powered by 引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。 eishiminatoさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか? 切なくって 苦しくって だけど後に引けなくて から回って また泣いて. 作詞:山崎あおいああ、昨日は手を繋いだのに明日の予告もアテにはならない胸を焦がす恋もきっと好きって言ったら切なくって 苦しくって切ないって 苦しいってパッと醒める夢のような刺激的な恋もちょっと好きって言ったら胸を焦がす恋もきっと好きって言ったら負けにしないでよ切なくって 苦しくって切ないって 苦しいってaa 、 kinou ha te wo tuna i da noniasita no yokoku mo ate ni ha nara naimune wo ko gasu koi mo kittozu ki tte i xtu tarasetu nakuxtu te kuru sikuxtu tesetu nai tte kuru sii ttepatto sa meru yume no you nasigekiteki na koi mo tyottozu ki tte i xtu taramune wo ko gasu koi mo kittozu ki tte i xtu tara ma ke ni si nai deyosetu nakuxtu te kuru sikuxtu tesetu nai tte kuru sii tte Juice=Juiceの13th single 「好きって言ってよ」のレビューをさせていただきます。 www.youtube.com 同シングルの「ポップミュージック」は既にレビューさせていただいております。よろしければご覧になってください。 eishiminato.hatenablog.com 「ポップミュージック」… Juice=Juiceの13th single 「好きって言ってよ」のレビューをさせていただきます。 同シングルの「ポップミュージック」は既にレビューさせていただいております。よろしければご覧になってください。 「ポップミュージック」を ◆ 作詞・作曲・編曲について 2019年の楽曲大賞で見事1位に輝いた「ひとそれ」と同じタッグになるわけですから、そりゃあ良曲ができあがるってもんでしょう。まぁ、2019年はある意味BYOOOOONDSの年とも言え、楽曲大賞に限って言えば2位「ニッポンノD・N・A!」と3位「眼鏡の男の子」、それから6位「そして、 ・ANGERME「Uraha=Lover」・ANGERME「泣けないぜ…共感詐欺」・・Juice=Juice「『ひとりで生きられそう』って それってねぇ、褒めているの?」 近年のそして、そんな詩・メロディを仕上げるのはこの機会ですから、私が思う 〇・でっかい宇宙に愛がある・・・人間関係No way way 〇・※Music+にてレコーディング映像あり!!! 〇ANGERME・大器晩成・タデ食う虫もLike it!・46億年LOVE 〇Juice=Juice・ロマンスの途中 〇・ 〇・春恋歌・表面張力~ 〇・しょうがない夢追い人・大きい瞳・・One and Only・Are you Happy?・LOVEペディア 〇・・・WANT! 〇・・Crazy 完全な大人・THE FUTURE 〇ANGERME・・・・次々続々 ※アプカミにて編曲レコーディング映像あり!!!!・恋はアッチャアッチャ 〇Juice=Juice・私が言う前に抱きしめなきゃね・SEXY=SEXY・Borderline 〇・ 〇・抱きしめられてみたい 〇・ と、挙げればきりないッスね。アプカミの映像を見ればわかる通り、打ち込みに強い方で1人で丸っと1曲作れてしまうような人です。 〇・・冷たい風と片想い・邪魔しないで Here We Go!・A gonna・KOKORO&KARADA ・・Only you・What is LOVE?・ジェラシー ジェラシー・あの日に戻りたい・シルバーの腕時計 〇・ 〇・夢幻クライマックス 〇ANGERME・・好きよ、純情反抗期・「良い奴」・赤いイヤホン 〇Juice=Juice・・Fiesta!Fiesta! 〇・独り占め 近年の さて、かなり話が逸れてしまいましたが、そんな 結論から言えば、シャッフルビート(後で説明します)と8ビートの掛け合わせです。とりあえず話を進めるためにシャッフルビートを説明すると、理論的には「3連符の中抜き」、感覚的には「タッカタッカタッカタッカ」というリズムになりますが、いわゆる「跳ねる」ようなリズムのため、ファンクを得意とするしかし、音楽を作る上の順序で言えば「作曲⇒編曲」となるわけですし、リズムがシャッフルビートというよりは、そもそも歌メロがシャッフルビートのため、普通に考えればここからは私の勝手な妄想ですが、前回の「ひとそれ」でさて、それではしっかり「シャッフルビート×8ビート」の説明をしますね。 「あんまり音楽的なことはちょっと…」という方であれば、まずは普段から音楽に親しんでいる方は当然言われるまでもなく、そのうえで言いますが、先述の通り、「歌メロはシャッフルビート」なのです。なので、実際に上のリズムにAメロの歌詞を当て込んでみると… という感じでシャッフルビートの中にうまく収まっていますね。ですから、とりあえず楽曲の通りに歌っていれば自然とシャッフルビートを刻んでいることになるわけですね。そして、「シャッフル=跳ねる」みたいなイメージを持っていれば、自然とそれに合わせた歌い方にもなってくるでしょう。サビのキラーフレーズである「無償の愛はとうに品切れ」も同じようにバッチリシャッフルビートに当て込まれていますので、基本的には全編通してシャッフルビートを感じながら歌うのが正解だと思います。しかしながら、やはり8ビートも強調されているので、8ビートの部分は特に強めにリズムを感じることで、より深くこの楽曲のビートに乗ることができるようになると思います。と、そんなこの楽曲を構成する基本ビートを感じながら、次に楽曲全体の構成に移っていきましょう。なお、Bメロでこの基本リズム構成が崩れるのがこの曲のポイントとなりますので、それだけは今のうちから頭に入れておいていただければ幸いです。 まずは歌詞ベースで楽曲の構成と小節数についていつもの如く見ていきます。 intro(8.8.2)A1-1(8)A1-2(8)B1(8.8.2)C1(8.8)D1(8.8)inter1=intro(8.8)E-A(8)F(8)B2(8.8.2)C2(8.8.4)inter2(8.4)B3(8.8.2)C3(8.8)D3(8.8)outro=intro(8.8) まず注目するポイントとしては、サビが2段構成となっていることですね。頭の弱い私は「ラーメン+カレーライス」セットとか普通に昼に食べられるような人間なのですが、言うなればそういったお得感とワクワク感があります。いや、さすがに最低の比喩ですね(笑)最近私がレビューした中では、多少意味合いは違うものの、ANGERMEの「全然起き上がれないSUNDAY」もサビが2段構えでした。 「~SUNDAY」では1段目(Cメロ)よりも2段目(Dメロ)のサビの方がビートが落ち着く、という不可思議な構造となっていましたが、今回の「好きって言ってよ」では1段目のパワーを2段目が上回る、単純にとってもワクワクする展開になっています。特に しかしながら、「はいはい、王道、王道」と簡単に捨て置くことができないのは、2番のE-AメロとFメロです。「E-A」なんて訳の分からない書き方をしましたが、よくよく聴いてみると、2番は1番のAメロとは異なるメロディを用いていることがわかるはずです。ただし、最初の8小節(さゆきのパート)は「新しいEメロ4小節+Aメロと同じメロの4小節」で構成されているので、少しわかりにくいと思いますが、このような「E-A」なんて書き方をしました。そして、その後の8小節(佳林ちゃんパート)は完全に1番にはない「新しいFメロ」が登場してきます。あまりにも「キャッチー」を狙いに行き過ぎると、楽曲は単調になって、それ故に面白味を欠き、繰り返しの視聴に耐えられなくなってしまいます。特にこの「好きって言ってよ」は上述の通り、「サビの2段構成」という最強にキャッチーな手法を使っています。そして、では、そんな「ラーメン+カレーライス」セット並みに超キャッチーな楽曲に対して、どうやってその旨みを減じさせず、複雑さ・深みをもたらすか。ヒントは「味変」です。ベースとなる味はそのまま良いんです。ただ、2番をただの1番の繰り返しにせず、「E-Aメロ」や「Fメロ」といった文脈的には同一線上にありながらも、少し変わった味へと変化させるのです。いわば、「ラーメンにはニンニクとブラックペッパーを」、「カレーライスにはこうして、私たちは飽きることなく、このカロリーの高いキャッチー地獄的な楽曲を繰り返し視聴できるようになったわけです。このような1番と2番で微妙にメロを変える手法を用いている楽曲を、他のアイドルですが紹介させていただきます。しかし、それは優れた映画の優れたワンシーンのように(例えば「 そして、そのような凝ったテクニックとして、よりわかりやすく用いられているのが、Bメロの変調ですね。イントロ⇒Aメロと、シャッフルビートを軸にしたマイナー調の格好良いメロディが続きます。それが一旦Bメロでガッと展開させられて、サビのCメロ・Dメロでまたノリの良いマイナー調のメロへと戻っていきます。さて、それではBメロはA・C・Dメロとどう違うのでしょうか。また、私のしがない 正確にはそしてある人は「あれ、テンポ変わった?」と思ったりもするのではないのでしょうか。これが面白いところですが、では、なぜテンポが変わったように感じられるのか。それは、再度Aメロのリズム構成を書き出してみるとわかります。 Aメロでは1拍あたり、単純に書き出せば「2音」登場してきますが、Bメロでは1拍あたり「1音」です(子音でカウントすれば、ということですが)。すなわち、音の密度が2倍違うわけですね。 ロックではよく「ハーフテンポ」というテクニックが使われますが、上記の「シュガーサーフ」という楽曲では、間奏(1分26秒)の前後でテンポが半分に落ちたような感じになっています。厳密にはテンポは変わっていないもののビートの密度が半分になっているため、楽曲の緩急をつけて、重たく魅せるためにこのようなテクニックが用いられています。結構色んな曲で使われています。が、この「好きって言ってよ」はその亜種と言えます。いや、ハーフテンポとも言い難い。先ほど私は「密度が2倍違う」と言いましたが、それはあくまで「子音の数をカウントすれば」であって、実際には「シャッフルビート(3連符を基本)」と「8ビート」なので、3倍違うわけです。しかも、そのビートの変容が、「歌メロ」だけでもたらされているのが面白いです。つまり、バスドラ・スネア・そして、そのようなビートの変容だけでなく、 と、こんな感じで、キャッチーでありながらも、様々な工夫がなされており、この楽曲を「ただのキャッチーな曲にはさせないぞ!」という意思が伝わってきますね。しかしながら、そうは言っても、やはりこの楽曲はとことん「歌もの」の「キャッチー」な楽曲であることには変わりありません。ただ、前回の「ひとそれ」で使われていた2番の「小節数カット」は使われていません。この記事の1番上に「ひとそれ」レビューのリンクを貼りましたが、「ひとそれ」では楽曲を間延びさせないために、つまり、キャッチーなメロディを効果的に際立たせるために、AメロやBメロの長さを2番では1番の半分にする手法が用いられていました。しかし、今回の「好きって言ってよ」では、その2番煎じになるのを避けるかのように、「メロディ自体を変える」という手法や、「AメロとBメロをガラッと変える」という手法が用いられることとなりました。漫画「 今回の歌詞はいえ、テーマはやっぱり「好きって言ってよ」というところで変わらず、主人公の女の子が求めているのは「好き」って言ってもらうことなんです。ただ、「これこれこういう状況なので、『好き』って言って欲しいのです」という部分がわかりにくい気がします。1番のAメロでは、「昨日はあんなに優しかったのに、なんで今日はそんなに冷たいの?」、「明日のことなんてわかったもんじゃないわ」という状況から、主人公の女の子は「駆け引きとかそういうのはもういいから」、「普通に生活してるだけでスリルはもう充分足りてるから」と恒常的な安らかな愛を求めているのが伝わってきます。そして、1番のBメロでは「胸を焦がす恋もきっと良いけれど」と、「恒常的な安らかな愛」の対義語的な言葉が登場してきます。ただ、気をつけなければいけないのは、ここで対偶証明法(高校数学を思い出してください!)を使ってはいけないということです。「恒常的で安らかな愛」の対義語として、「なんか今日冷たくない?」という現状が書かれていますが、これは単に男の「怠慢」です。しかしながら、「胸を焦がす恋」もまた「恒常的で安らかな愛」とは対義語の関係にありますが、とは言え、「怠慢=胸を焦がす恋」とはならないですよね。このことを端的に表すと、 「男の怠慢」⇔「恒常的で安らかな愛」⇔「胸を焦がす恋」 (現状) ⇔ (理想) ⇔ (??) という構造になるわけですが、では「胸を焦がす恋」というのは何にあたるんでしょうか?はい。要するに「胸を焦がす恋」=「さらなる理想」=「憧れることすら馬鹿らしくなるくらいの手の届かない理想」というわけですね。的な羨望と諦めが綯い交ぜになった感情を主人公の女の子は抱えているんでしょう。そう思って、サビの「好きって言ったら~」からの歌詞を読んでみると、主人公の女の子が「恋や愛に溺れたい」という結構強いめの欲望を持っていることが伝わってきます。だって、「から回って、また泣いて」という状況にありながらも、「切ないとか、苦しいとか、悔しいから言えない」んですから。ほとんど描写の無い歌詞ではありますが、きちんと感情の動きというか立ち位置があったうえでの、「好きって言ってよ」という構造になっているのは、「さすが ・くたくただってずっと離せないブランケットみたいに温めて・好きって言ってよ 同じ温度で・無償の愛はとうに品切れ の辺りの文章表現は個人的に好きですね。私が男として恋愛ソングを書くとしても、「毛羽立った使い古しの毛布くらいには温めよう」とか「体温を分け合う」とか「なけなしの愛をそれでもタダで配って歩く」みたいな表現はぜひとも使ってみたいですね(笑)。冗談じゃなく。 さて最後にパフォーマンススキルに極振りしたと思ったら、なぜかビジュアルまで極まってしまったJ=Jのメンバーをひたすら賞賛しながら、MVを楽しんでいきたいと思います。凝り固まった頭をほぐしましょう。 ・ 「ポップミュージック」では4つも場面があり、それぞれに衣装もセットも異なり、それらが組み合わされて1曲のMVとなっていましたが、この「好きって言ってよ」はカットが変わっても、衣装やセットは変わりません。 ・イヤリング、衣装、ヘアスタイル 細い線上の金属で作られたイヤリングが、 ・ソロショット いや、みんな可愛すぎ、綺麗すぎるでしょ。アップもソ ・2人組みアップショット 1番のサビなどで見られますが、 これ、きっと皆さんなら共感してくださいますよね??? ・ あまり意味を持たせず、またハードワークもさせず、無理なく自然な振付が良いですね。>追記 アプカミを見たところ、かえでぃー( たしかに、ダンスレッスンの映像を見ていると、かなり細部までこだわっており、振りのタイミング、角度等かなりのこだわりが見えます。私のような門外漢 しかしながら、私が受けた印象も完全に的外れというわけではなさそうです。私が感じたダンスの そして、それらは最終的には、この記事の副題になっている「重力」という言葉に置き換えられ、自然な力で私に「この記事をどう書くべきか」ということを教えてくれたと今更ながらに気付くのです。 なんて言うか、もう全体を通して、キャッチーなメロディとJ=Jの歌声、そして単純にハイレベルなビジュアル。それら「単純に素材の良さを最大限に引き出してます」的な演出全てが最高です。余計なものは削ぎ落して、「良いもの」を濃縮したようなこのMVは、見れば見るほど、「Juice=Juice好きで良かった!」と思えてきますね。※恒例のサッカー喩えになりますが、と、かなり話が脱線しましたが、要するにJ=Jはもはやそういった次元のアイドルになっていると言えますね。 あ゛ぁ゛…さい…っこう…♪ その名に恥じない出来だと思います。これがアイドル・ですが、それらを全て押さえ込み、ただただこの楽曲に身を捧げる…それこそが佳林ちゃんのアイドル=偶像としての到達点だと思います。そして、エースからの脱却。もう佳林ちゃんはエースである必要がなくなり、1人のただのアイドルです。力む必要もなく、ただ佳林ちゃんは佳林ちゃんであれば良い。そうしてくれたのは、J=Jのメンバーです。ここでこの話をするのは不適切かもしれませんが、そういう佳林ちゃんに話を戻しますが、エースから脱却したからといって、佳林ちゃんの何かが損なわれたわけではないと私は思っています。むしろ、得られたものの方が多いのではないでしょうか。そして、それは卒業する佳林ちゃんへメンバーから送られたプレゼントみたいなもので、「佳林ちゃんは佳林ちゃんであれば良い」というメッセージである…なんて臭いことをついつい考えてしまいます。 この楽曲からJ=Jのファンになる人がいて、その人はもしかしたら「佳林ちゃん? あぁ、あの黒髪のショートボブの子ね。そう言えば、卒業しちゃうんでしょ? せっかくいい曲をもらったのに勿体ないね」みたいなことを言うかもしれません。彼にとっては、佳林ちゃんは1/8に過ぎず、いやもし他に推しがいればその割合はもっと減ることでしょう。そして、佳林ちゃんが卒業した後も、佳林ちゃんの空白をそこまで感じないかもしれません。なぜなら、佳林ちゃんがいなくなっても、J=Jには魅力的なメンバーがたくさんいて、1人抜けたくらいではパフォーマンスのレベルは落ちようがないからです。しかし、そんな彼がJ=Jにどっぷりと浸かり、過去に遡っていくにつれ、佳林ちゃんの偉大さを知っていきます。そして、またこの「好きって言ってよ」に戻って来て、おそらくこう思うはずです。 最後に…ラストにかけて自分でも何を書いているのかわからなくなってしまいましたが、佳林ちゃんは私のアイドルヲタクとしての人生をガラッと変えてくれた存在です。佳林ちゃんを好きになって、Juice=Juiceを好きになって、だって、1秒でも早く書き終えてブログを投稿し、何か書き残してしまったことはないでしょうか。いや、きっとたくさんあるはずです。でも、もう書けません。書けないとわかっているのに、何かを探してしまいます。「いくら書いてもやめられないんだ」と映画「とは言うものの、いつまでもこんなことをやっているわけにもいきません。最後にまた同映画「 「ずっといてくれると思ってた」「私もだ。でも、いるんだよ、この中に。君がこれから書いていくであろう、すべてのページに。だからずっと一緒だ。いつでも」 これは私自身に向けての言葉であると同時に、Juice=Juice、佳林ちゃん、ファンの方々、すべての人たちに向けての言葉だと今なら感じることができます。では、寝ます。