兵庫県立丹波並木道中央公園内にある、丹波篠山市立「太古の生きもの館」は、篠山層群から見つかった恐竜やほ乳類化石等の見学ができる体験学習施設です。太古の生きもの館へ通じる通路の南側(左側)の斜面では、約1億1千年万年前に降った雨のあとや生きものの巣穴のあとなどが残っていて、篠山層群の地層を間近に観察することができます。この斜面はすべて篠山層群の地層で、一部を見学スペースとして整備してあります。露頭で見ることができる生痕化石(※生痕化石(せいこんかせき)とは、生物そのものではなく、生物の活動の痕跡が地層中に残されたものを指します。「丹波篠山市内の篠山層群」からは、獣脚類、鳥脚類、曲竜類、デイノニコサウルス類、角竜類など、たくさんの恐竜化石が発見されています。その中には日本で初めて発見されたものや、新種の恐竜化石も含まれており、現在も引き続き化石の研究、および化石クリーニングが行われています。丹波並木道中央公園内の「篠山層群」からは、鳥に近縁な恐竜トロオドン類(デイノニコサウルス類)のほぼ完全なうでの骨格とひざ関節周辺の足の骨格の化石が発見されています。(丹波並木道中央公園内から発見されたデイノニコサウルス類)飛ぶように進化した鳥類に対して、 飛ぶことをやめた恐竜が同類へと進化したとされています。太古の生きもの館は小さな施設ですが、いろいろな発見ができるところです。丹波並木道中央公園に遊びに来られた時には、太古の生きもの館ものぞいてみてください。・・施設情報・・・住所:〒669-2221 兵庫県丹波篠山市西古佐90番地1 兵庫県立丹波並木道中央公園内自動車・・舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口I.C」から北西へ約5分電 車・・JR福知山線「丹波大山駅」下車徒歩10分開館時間:9:00~16:30入館料:無料休館日:月曜日(祝祭日と重なった場合は開館、翌平日休館)12月29日から翌年1月3日〒669-3309兵庫県丹波市柏原町柏原5600(公財)兵庫丹波の森協会 内TEL&FAX 0795-73-0933
デイノニコサウルス類には、 トロオドン科とドロマエオサウルス科の2科がある。 今回発見された化石は、 デイノニクスに代表されるドロマエオサウルス科の可能性が高く、 腕の上腕骨の長さが約85ミリであることから推測し、 全長 (頭から尾まで) は1メートルを超えていたとみられる。 © 2020 丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム 丹波並木道中央公園内の「篠山層群」からは、鳥に近縁な恐竜トロオドン類(デイノニコサウルス類)のほぼ完全なうでの骨格とひざ関節周辺の足の骨格の化石が発見されています。 (丹波並木道中央公園内から発見されたデイノニコサウルス類) デイノニコサウルス類の後ろ脚の化石が見つかったという発表がありました。 世界中で化石発掘のニュースが飛び交っていますが、日本でまたひとつ、新たな発見があり頼もしく感じます。 この恐竜の発見・記載以前は、獣脚亜目の恐竜は大型のそれまでは小型のグループとされていたコエルロサウルス類に、カルノサウルスに匹敵する大型のデイノケイルスが加えられた結果、そうした分類は不完全なものである事が明らかになり、コエルロサウルスの仲間が非常に変化に富んだものであるとわかった。実際には発見と記載は2.4メートルもある腕だけが発見されていた頃は、どのような恐竜であったかは想像の域を出なかった。指は3本で、先端には鋭い新たに発掘された胴体部の化石を踏まえ、韓国地質資源研究院のイ・ユンナム(李隆濫)は「想像とはまったく異なる形態」として、全長11メートル(直立した場合の全高5メートル)とした。さらに脊椎骨の分析結果として、2006年から2010年までゴビ砂漠で恐竜発掘調査を実施。2006年と2009年に、2体のデイノケイルスの骨格化石が発見された。また、同調査とは別にモンゴルから日本を経由してこれらの個体を調べた結果、デイノケイルスは獣脚類オルニトミモサウルス類歯が生えておらず、また胴体部よりなお、腕の化石のみが発見されていた当初は、恐ろしげな巨腕と鉤爪によって獲物を攻撃・捕食するどう猛な デイノニコサウルス類の後ろ脚の化石が見つかったという発表がありました。 世界中で化石発掘のニュースが飛び交っていますが、日本でまたひとつ、新たな発見があり頼もしく感じます。 デイノニコサウルス類は羽毛を生やし、飛び出しナイフのような鉤爪をもつ恐竜で、ヴェロキラプトル(Velociraptor)やトロオドン(Troodon)などがこれに属する。 模式種はデイノケイルス・ミリフィクス (Deinocheirus mirificus) 。デイノケイルスはコエルロサウルス類のオルニトミモサウルス類 に分類されたが、それまでの獣脚亜目の単純な二分法に再検討をもたらした点で注目される。. 原鳥類がイラスト付きでわかる! 原鳥類(Paraves)は、ブランチによるクレードであり、オヴィラプトロサウルス類より鳥類に近い恐竜を含むものと定義されている。原鳥類は、鳥群(Avialae)とデイノニコサウルス類(Deinonychosauria)という2つの主要なサブグループを含む。 デイノニコサウルス類の後ろ脚の化石が見つかったという発表がありました。 世界中で化石発掘のニュースが飛び交っていますが、日本でまたひとつ、新たな発見があり頼もしく感じます。